皆さん、だいぶご無沙汰しておりました。なかなか更新できないでいるうちに、梅雨も明けてしまい。暑い日々が続いていますネ。梅雨の雨は嫌だったけど、涼しかったなぁ~とお思いの方、多いのではないですか?
7月4日の撮影です。いわき市平の三島八幡神社~大国魂神社~甲塚古墳を散歩してみました。
三島八幡神社に参拝
三島八幡神社の境内には学問の神様「菅原神社」が合祀されています。神社の前を流れる小川には、紫陽花がひっそりとたたずみます。
堂々たる石造りの鳥居です。重厚な雰囲気を持つ参道には、色とりどりの紫陽花が咲き誇り、薫風にゆれていました。
三島八幡神社は紫陽花が本当に見事です。額紫陽花は周りの花のような部分の、中心にまたさらに小さな花があります。かわいい。やっぱり好きだ。
さまざまな色に変化する紫陽花の花。紫陽花は土質(酸性度)によって花の色を変えます。花言葉は「移ろいやすい心」
額紫陽花がこれだけ群生していると、まるで小さなチョウがたくさん止まっているようです。
白い紫陽花も見事、ひっそりとしたたたずまいは高貴な女性を思わせます。
さらに参道を歩んでいきます。
参道の中ほどの朱塗りの鳥居をくぐると、本堂が見えてきました。
まずは横位置で本堂周辺のようすを撮影してみました。住宅街の中の神社とは思えないほど、神気にあふれています。
そして、縦位置にカメラを構えなおして撮影。撮影場所は上の写真と同じです。縦位置は横位置とは違った印象を与えてくれますね。
神社に行けば・・・必ず狛犬を撮影します。狛犬はそれぞれに個性があって面白いのです。阿の表情の狛犬。
こちらは吽の表情の狛犬。苔むした狛犬に時間の流れを感じます。
境内にはたくさんのおみくじがくくられています。たくさんの参拝者の方が運試しをし、願をかけたのですね。
御神木を下からファインダーをのぞかずに撮影。ファインダーをのぞけば、きちんと構図を作れるのですが、たまには遊びも必要です。しめ縄にピントを合わせることを狙ったのですが、しめ縄の少し上、二股の幹のあたりに合ってしまっています。まぁ、いいでしょう。
本堂もしっかりと撮影しておきましょう。銅板で敷き詰められた屋根が見事です。良い場所ですよね。ここは女性ポートレートのロケーションとしても良さそうです。いつかは綺麗な女性を入れて撮りたいですね。ちなみに露出は少しアンダー気味に狙っています。
本堂の奥にはもう一つ、社があります。こちらが菅原神社です。学問の神様、これから夏本番を迎える受験生の頑張りをお願いしておきましょう。 しかし、紫陽花が良いでしょう?
額紫陽花に近寄って撮影して見ると、中心の小さな花がいくつか開花していることが分かります。もう少しすれば満開ですね。
紫陽花を見ながら、大国魂神社方面へ散歩していきます。う~ん、もう少し絞りを絞った方が良かったかな。背景をぼかしすぎだな。
ちなみに、レンズはCanon EF70-200 F2.8L IS USMで撮影しています。このレンズは良いよね。
大国魂神社に到着
そうこうしていると、大国魂神社に到着しました。どうです、大国魂神社の狛犬はまた違った表情があるでしょ?(ちなみに、もう一対の狛犬がいます。今回撮影してないですけど・・・。)
参道の階段を登りきって足元を見る。急な石段ですね。
大国魂神社はどっしりとした重厚な迫力を持っています。建具も見事な仕事です。
見事な龍です。良い、良いなぁ。こんなに精巧な彫刻が施されているんですね。良い仕事だ。
昭和八年だって、僕の父だって生まれていない。長い年月を経て、見事な緑青になったのですね。
長寿を祈願する彫り物かな。このほかにもよく見ると、いろんな彫刻が施されています。社にどんな彫刻がなされているかを探すのも良いもんですよ。(とくに日光東照宮はすごいですよ。)
甲塚古墳
大国魂神社からそう遠くないところに、甲塚古墳があります。
甲塚古墳は古墳時代の円墳で、高さ8.2m、直径37m。国造(くにのみやつこ)だった建許呂命(たけころのみこと)の墓と伝えられていますが、発掘調査が行われていないため、内部構造や造られた年代などの詳しいことは全くわかっていません。
最近は、GPSと超音波を組み合わせた立体調査が可能になっていることから、中身がどんなことになっているのか、是非調査してほしいと思います。
というわけで、紫陽花を追いかけて、三島八幡神社⇒大国魂神社⇒甲塚古墳と散歩してみました。
次回は、磐城を少し離れた写真です。お楽しみに。