最近、ハンマーで頭をぶんなぐられるような衝撃的な体験をする。
とあることから知ったこの個展も・・・何か予感がする。
期待を胸に・・・2月20日(日)、オルタナティブスペース BASEMENT に向かった。
いわき市に誕生した高校生のアートユニットOOPen(オープン)による初の個展。
絵画・写真・切り絵というそれぞれの表現を手に向き合うのは、
自分たちを取り囲む檻(pen)。
3人の高校生が挑む等身大の自分。
さぁ、檻を破り、外へ出よう。
“OOPen” are くーりょ , バーバラ井上 and みどり
・・・彼らの作品を紹介しよう。
以下の記事は、すべて私の感想であり、作者の意図するところではないかもしれないことを、お断りさせてください。
オルタナティブスペース BASEMENT に足を踏み入れると、独特の空間が創造されていた。
この空間自体が不思議な調和を持って、存在していた。
しかし、驚いたことに、この空間を作り出したのは・・・3人の高校生なのだ。
写真. 僕 feat. 安部公房
ひときわ目を引くこの作品・・・。作者は何を見、何を話そうとしているのだろう。多くのエネルギーが作品に詰まっているように感じる。
エネルギーは内側に向いているのだろうか、いや、噴水のように外側にあふれ出す何かを感じる。
何だろう? 額縁は、作品と現実世界に境界を引くものだ・・・それがこの作品はどうだ・・・。
・・・この口が語りたいことは何だろう。
表現する・・・外へ外へ・・・。その気持ちが抑えがたい。そんな気がした。
そして、歩を進めると、鮮やかな色彩の人物が目に飛び込んできた。
この絵を見て、僕はあるメッセージを感じた。
この2人の間に広がる宇宙は何だろう。
想像する・・・宇宙ってたぶんどこまでもつながっているんだ。
この2人は別の2人なのだろうか・・・。人間は物質だけでできているのではない。
魂・心・・・目に見えなくて、不確かだけど、たぶん存在する。
だって、僕の心の動きで、君の心がゆれることもあるよね。
どうしてだろう?不思議だなぁ。
2人はどこを見つめているのかな。
5番目
この絵はペンキで書かれた作品。
表題は『5番目』
5番目って何だろう。複雑な感情が入り混じったかのような、色彩の海。
この中から見つけてほしい。きっとそう。
切り絵
切り絵は不思議な芸術・・・対称性が美しい幾何学的な芸術。 そして、完全な仕上がりはだれにも予想できない芸術。
いつも驚きを与えてくれる不思議な芸術。偶然と必然が同居する・・・不思議な芸術。
もはや、私は切り絵にとりつかれてしまった。日常の中に入り込んでしまった。
次は、どんな作品になるだろう。わくわくするね。
・・・・以上、作者である くーりょ , バーバラ井上 、 みどり の各氏にインタビューはさせてもらったのだが、インタビューの内容をご紹介ではなく、自分の直観を表現させていただきました。だって、作品を見て自分の中でわいてしまったインスピレーションを、抑えきれないのです。
OOPenさんは、今、スタートしたばかり、これからも創造を続け、素晴らしい作品を僕らに見せてくれるだろう。
失礼とは思ったが、ここで作品の一部(展示されていたものはこれだけではなかった)を紹介させていただいたのは、こんなにも素晴らしい作品を生み出す高校生の存在を皆さんにお伝えし、いつかまたあるであろう、彼らの個展を実際に見てほしいからである。(ちなみに彼らは美術部や写真部など、文化部に所属しているのではない、一見普通の高校生だ。)
正直なところ、僕のつたない撮影では、この作品を伝えきれるものではない。機会があれば生で見てほしい。
では、次回またすばらしい出会いに期待して。
オルタナティブスペース BASEMENT はアルマレアル横にあります。
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追記
@alltamuraTV さん制作 いわき高校生アートユニットと支える大人達のお話♪ http://t.co/tBXywts via @youtube