いわきの美しい空と海を、モーターパラグライダーによる空中撮影で記録した映像『かもめの視線』のプロモーションも行われていました。
見ればもっといわきが好きになります。この素晴らしい映像作品が、いわき復興祭で紹介されたことは本当にうれしい。震災前の美しいいわきの海と空をもっと多くの方に見てほしいと思います。
このかもめの視線のBGMを提供している『アベマンセイ』さんのミニライブが行われていました。
このライブに、かもめの視線の空中撮影家の酒井英治さんも駆けつけました。
酒井さんは、1994年から撮り始めた。空から見るいわきの海の美しさに魅せられたこと。そして、その海とともに暮らす人々が住む町の風景。それらが、東日本大震災の津波被害によって失われてしまった。悔しさを抑えながらも必死に撮影したその映像を、公開してもいいものか悩んだこと・・・などを、一つ一つ誠実な言葉で説明してくれました。
僕は、このシリーズを『かもめの視線1』から見ました。豊間海岸でサーフィンをして楽しむ人々の映像を見て、海とともにあったいわきの暮らしが奪われたことに、悔しさで涙があふれて止まりませんでした。
ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。
さて、かもめの視線のギタリスト=アベマンセイさんの演奏です。
アベマンセイさんは人間性も素晴らしい。音楽に対してとても真剣。そして、優しい人です。
彼のギターはメッセージ性が強い。その音色は時に優しく、時に強い。目を閉じて聞くと、空を飛ぶかもめの姿が見えるようです。様々なステージで演奏しています。
さて、今週末の2月12日、第3回いわきサンシャインマラソンが行われます。そして、いわきアリオスでは「ミュージックマラソン」と題した、音楽のマラソンが行われます。その名も『Smile Again from IWAKI』
震災後の何もかもが不安な状況の中で、心を和ませてくれたり、癒してくれたりしたもののひとつが音楽・・・。その音楽の持つ力で、さらに元気になって貰いたいと願い企画されたものです。
いわきサンシャインマラソンと共に、スポーツ・音楽・芸術等の文化面からも、復興に向けた取り組み頑張ってるよ~!という思いを、被災地いわきから全国に発信する試みです。
アベマンセイさんも、様々なジャンルで活躍しているいわきのミュージシャンとともに、第1部で登場します。
いける方はぜひ行ってほしい。絶対損はしないと思います。
Bar Queenさんのブログで当日出演者のリストを見たんですけど、素晴らしい出演者の数々です。
ポスターに名前を見つけられなかったけど、いわき街中コンサートでも歌ってくれ、撮影させていただいた「いわさききょうこ」さんも歌われるみたい。とてもいい歌を歌われていて、ファンになりました。iPodに入れて聞いていますよ。
でも、でもですね・・・とくさんはのっぴきならない用事で、当日アリオスに行けません。ああ~、とても見たいなぁ~。