北郷悟という芸術家 その2

先日、北郷悟の彫像をいわきの街中で撮影する機会があった。

それから、ずっと気になってはいたのだが、湯本駅近辺にも北郷悟の彫像があると聞く・・・。

 

仕事中、この画が急遽必要になり、思い切って足をのばしてみた。日が落ちる前に間に合うだろうか。

湯本駅に到着した時刻は夕方5時ごろ。ぎりぎりの時間だな。

湯本駅周辺を散策すること30分、その像に出会ったときの印象は衝撃的16でした。

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彫像の表題は『夢の国』大きな旅行カバンを携え、コートのポケットに両手を入れたまま、うつむく少女。

いったい何を想うのだろう。

リアリスティックでありながら、どこか非現実的な空気を身にまとい、湯本の街に立つ少女。

その空間だけ、独特の空気に包まれていた。

さらに歩を進めると、もう一人・・・不思議な少年と出会った。

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彫像の表題は『光の中で』犬を連れ、シャボン玉をふく裸足の少年。

不思議な空間がそこには広がっていた・・・いわき駅で観た彫像とは、また違う印象を受ける。

いわき市には、あと一体勿来に北郷悟の像があるという。

こうなれば、いずれ撮影に行かねばなるまいと決心させる。心が震えるとはこういうことを言うのだろう。

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 以上、北郷悟の彫像でした。

なお、駅前駐車場ちかくにこんな施設を見つけました。さすが、温泉の街「湯本」です。

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公衆浴場『みゆきの湯』 いわゆる銭湯ですね。

とても寒かったので、ひと風呂224浴びていきたいと思ったけれど、残念ながら仕事中!

温泉のお楽しみはまた次回ですね。