7サミットってとんでもない世界。そこに挑戦する栗城史多(くりきのぶかず)さんは素晴らしい。

実家に帰省して迎えた大晦日の夜は『今夜も生でさだまさし』を見て、まったりと過ごしていた。ほんとうにまったりと。
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そのなかで、NHKの特番『7サミット 極限への挑戦』の番組紹介をしていた。登山家栗城史多(くりきのぶかず)』のドキュメンタリーだ。


 

この登山家のことを知ったのは、恥ずかしながら、iPhoneアプリの『栗城史多写真集 世界6大陸最高峰 単独・無酸素登頂記録(株式会社アインエンターティメント)』を購入したのが初めてでした。

この写真集はプロの写真家が撮影したものではない、彼自身の撮影によるものだ。

だれもが足を踏みいることのできる世界ではないとは想像に難くない。しかし、どうも彼の写真集アプリの評価が振るわない。

僕は写真を撮影していて思うことがある。どんな写真も素晴らしい。尊敬されるべきだということだ。

その場に行かなければ撮れない写真がある。

例えば、初日の出の撮影。外国への旅行。眠い目をこすって撮影に出かけただろう。がんばってお金をためて、出かけたことだろう。労力を払って行われた撮影だ。

そういう写真は撮影技術がどうこうではなく、手放しで尊敬されるべきだと僕は思っている。(まぁ、まだ僕は撮影技術がどうこう言えるレベルにはないけれども・・・。)

それが、世界最高峰7つの登山からの250枚の写真集だ。素晴らしくないはずがない。そう思う。(アプリに辛口コメントを書く方はその意識がないのだと思う。)

 

しかし、今日、NHKの特番『7サミット 極限への挑戦』をみて、とんでもない。そんなレベルの話ではないと感じた。

写真の話どころじゃない。この人の負けない気持ち、生きざまがとんでもない。やはり、極限の世界に挑戦しようとする人間は何かを持っている。ただものじゃない。

筆舌に尽くしがたい。勇気をもらった。明日から仕事を始める。さて、僕も頑張ろう。

ぜひ、栗城史多(くりきのぶかず)さんの公式サイトもご覧ください。

なお、1月9日夕方16時30分から再放送されるようです。見逃した方は必見です。