今日の記事はまるっきり日記だ。しかし、初心忘れるべからず。覚書として、記しておきたいと思う。
今年から始めたスノーボードは今回で3回目。
はじめて出かけたスノーボードは1月31日。グランデコにでかけました。
結果、全く滑れなかった。リフトは上手に乗れない。下りるときはまっすぐ滑れない。もちろん止まれない。
リフトが恐いとも思った。
滑りだせば、エッジが刺さってしまい、もんどりうって転倒。胸を打つ。
ボードに乗れなくなると、ボードが先に滑って行ってしまい、コントロール不能。
その結果、あおむけに倒れ、頭を強打。
全然、自由にならない。
最後は、仲間が探しに来てくれて、何とか下山。下りるまでに2時間~3時間はかかったんじゃないだろうか。
いろいろ教えてくれる仲間に感謝した。しかし、どうしてもできなくて、悔しさで胸がいっぱいになる。
そのうちに、悔しくて、仲間が差し伸べてくれる手を振り払ってしまうこともあった。あれは悪かったなぁ。
普段なら嬉しいはずなんだけれどね。
最後は、スキー場の営業時間を過ぎてしまい、派手に転倒したこともあって、スノーモービルで回収されてしまった。
・・・・う~ん、初めてのスノーボードは、悔しい思い出だったな。
強がりもあって、「楽しかった」とは言ったけれど、ちょっと「楽しい」とは程遠いレベルだった。
しかし、このままシーズンを終わっては、負けたまま終わるようなもの。
そんなの絶対ダメだ!!
負けたままっていうのは、カッコ悪すぎる。そう思って、毎年、スキー教室を開催している先生に弟子入り。
何とか滑れるようになりたい。スノーボード教えてくれと頼み込んだ。
そうすると「建国記念日(2月11日)にちょうど家族でスキーに行く予定だ。ついてくるか?」と言ってくれた。
二つ返事でお願いした。
2度目のスノーボードにチャレンジだ。
家族スキーについて行くのだから、つきっきりでは教えてもらえない。家族サービスがもちろん優先だ。
まずはリフトに乗る。やっぱりきちんとおりれない。リフトを止めてしまうことはないが、転んでしまう。
滑りだせば、エッジがやはり刺さってしまう。転びまくった。
何とか下まで降りると、先生が待っていた。
さすが先生だ。ただ家族サービスをしていたのではないらしい。
転びながら下りてくる僕の滑り方をしっかり観察していたようだ。
基本姿勢のアドバイスと、うまくなったら、膝を使って重心を上下動させてみろと言ってくれた。
後者のアドバイスを生かすことはできなかったが、基本姿勢に忠実にとやっているうちに、足裏の使い方でエッジを起こせることに気がついた。
たったそれだけのこと・・・。それが、前回の練習ではよくわからなかった。
確かに動きの中でのことだから、ちょっとバランスを崩すと、あわててしまってできなくなる。
3時間程度滑ったが、最後は内傾姿勢・外傾姿勢を入れ替えて、2~3度のターンができるようになった。
滑れるようになる予感をつかんだ。この日はとても嬉しかった。
そして、13日の土曜日、またスキー場に行ける機会に恵まれた。
3度目のスノーボードへのチャレンジだ。
今回は、前回で良い感覚をつかんでいたので、到着する前から興奮している。前日もなんだかあまり寝付けなかった。
スキー場に到着。今日は本当に楽しみだ。
リフトは上手に乗れた。下りるときはリフトの動きに合わせて、すっと立つ。すーっと滑り下りていく。
おっ!?できたぞ。今まで一度もうまくできなかったのに・・・。
そろそろと滑り始める、スピードが出てきたので、外傾姿勢にして、速度をコントロールする。つま先をあげ、かかとを軽く立てるように注意する、速度をコントロールできる。
安定したらエッジをかけるのをやめる。逆方向に行きたくなったら、内傾姿勢にする。このときは前足に体重をかけたまま、後ろ足をスライドさせて、エッジを立てる。このときは、すこーし猫足立ちのような感覚だ。
ときどき、膝でぐんとボードを踏んでみる、そうするとさらに姿勢が安定して、スピードが出る。
面白い、面白いなー。
なんか、いろいろ試してみたくなった。先生が言っていたことを思い出した。ターンのきっかけがほしいときは、膝を沈めて、後ろ足で蹴ってみろ!
やってみた!ターンがしやすくなった。
また、思い切って、エッジを強めに立ててみる。ぐっと曲がる。
ときおり転んでしまう。転んでしまうが、なんとなく転ぶのもうれしい。滑れるようになったという実感があるからだろう。
そんなわけで、とりあえず滑れるようになった。
しかし、滑れるようになるまで、ずいぶん痛い思いをした。
それでもやめないで滑れるようになったのは、一緒に行ってくれた仲間が良い先生・師匠になってくれたからだと思う。
たぶんスノーボードで滑れるようになるかならないかは、良い先生に出会うかどうかが大きい。
ただ、疲れて、痛い思いをするだけだったら、絶対やめてしまうと思う。
「痛い」「つらい」を少しでも「楽しい」に変えてくれる仲間が必要だ。
その意味で僕は運が良かった。感謝したいと思う。
さー!今後はどんどんゲレンデに行きたいですねーー!