全国で静かに盛り上がりつつある美少女図鑑。その福島県版『福島美少女図鑑』が創刊されました。
平成２２年６月１３日（日）、その創刊記念イベントに参加してみました。 

福島美少女図鑑は、福島在住の「普通の女の子たち」をモデルに、福島に住む人なら誰でも見覚えのある「街並み」をロケーションとして撮影するフォトブック。作品を発表するクリエイター達による出資で運営されているのも特徴。その趣旨に賛同し、「撮影地協力」「衣裳協力」などのご協力を頂ける企業に支えられ、年２回発行します。
創刊イベントが郡山で行われたことは知っていましたが、いわきでもやっているとは知りませんでした。知人の案内で知りました。
 会場はいわきワシントンホテル裏通りにある「BASEMENT」。会場をのぞくと、カメラを持っている方が多くいましたので、僕も撮影させてもらいました。しかし、ポートレート（人物撮影）の基本をすっかり忘れてしまって、あっ、しまった～！という仕上がりなのですが、せめて会場の雰囲気を感じてくださいね。
イベントは、本冊子を撮影したいわき在住のカメラマン上遠野真人氏（ＹＫ写真工房・いわき市平北白土）によるフォトセッション、小松理虔氏（momo：もっと おなはまを もりあげる おーがないぜーしょん ）が司会を務めるトークショーの形で行われました。 イベントのようすは、小松氏の運営するwebマガジン tetote onahama jimbo page!  の記事中でもご覧になれます。
では、イベントのようすをご紹介します。
トップバッターで登場したのは海老澤さやかさん

 
立ち姿もびしっと決まっています。きりりと力強い目元が印象的なモデルさんです。
 
「誌面に掲載された自分の写真はどうでしたか？」との問いに、「すごくきれいに写っていて驚いた。今まではあまり写真を撮られることはなかったんです。モデルは初めてだったけど、まわりの方の支えで楽しくできました。今回の紙面掲載でモデルという職業に興味を持ちました。」と語ってくれました。
２番目は猪俣友加里さん

 
白く透きとおるような肌が印象的なモデルさんです。撮影はすごく緊張したそうですが、友達と一緒の撮影だったので、励まされて頑張れたと話していました。誌面に掲載された猪俣さんの写真は、すごく柔らかい感じがしました。
３番目に登場したのは舩尾由香里さん

 
普段は、アジア系のエキゾチックな洋服を着るのが好きと話す舩尾さんは、先に登場した猪俣さんとは高校の同級どうしだそうです。女の子の友情っていうのでしょうか、いっしょにがんばろうねって気持ちはすごくいいと思います。
４番目の登場は、表紙も飾った星　真純さん

 
さすが表紙を飾るだけあって、正統派美少女といった印象でした。ティーンズ系雑誌の読者モデルをしていてもおかしくないなと思います。創刊号の紙面掲載をきっかけに、スカウトなんかもあったりするかもしれないですね。
 
インタビュアーの小松氏の話を真剣に聞く星さん。あどけない表情が良いですね。
 
元気で明るい笑顔がいいですね。「創刊号の表紙や紙面掲載された自分の写真を見てどうでしたか？」との問いには「普段の自分とは違った表情で写っていた。友だちはとてもきれいに写っていると言ってくれました。」と答えていました。確かに、この年頃の女の子ですから、普段はもっと元気で明るいのでしょう。（誌面に掲載された星さんの写真は、優しく落ち着いた表情でほほ笑む良い写真でした。）
 
星さんは今回のイベントに参加したモデルさんでは、最年少なのですよ。ひと言ひと言の受けこたえに、会場の皆さんから笑みがこぼれていました。
５番目に登場したのは、志賀友里恵さん

 
大きな目が印象的なモデルさん。ロケ地は枝垂れ桜で有名な小川諏訪神社。桜のとてもきれいな時期に撮影出来たそうです。誌面に掲載された写真は、枝垂れ桜の柔らかさと、桜色の花びらの艶やかさが、志賀さんの魅力を引き立たせる良い写真でした。
 
ロケの思い出としては、ちょうど桜祭りと重なっていて、見学の方たちがとてもたくさんいたことだそうです。「とてもたくさんの方に囲まれての撮影だったけど、スタッフの方のサポートでがんばりました」と話しました。
最後に登場したのは下坂響子さん
 
ホットパンツからすらりと伸びた長い足が印象的なモデルさんです。お姉さんと一緒にモデル応募したそうですが、今回は誌面構成の都合で響子さんだけ掲載されました。お姉さんも綺麗な方なので残念です。（公式ホームページのモデルリストに紹介されています。）
全員集合したので、トークショーが始まりました
 
ここまでの進行で、モデルの方たちの表情はリラックスした明るいものになっていました。司会進行の小松理虔氏の卓越した話術はさすがと思わざるを得ませんでした。トークショーでは「紙面に掲載された自分の写真を見たときの印象・感想。」「撮影で大変だったこと。印象に残っていること。」「今後はどんな活動をしていきたいか。」など、さまざまな質問でモデルの素顔を引き出していました。
 
はじめの質問、「紙面に掲載された自分の写真を見たときの印象・感想」についての答えです。猪俣さん（左）の誌面に掲載された写真は「ふんわりと柔らかく髪が流れて、優しい印象」でした。海老澤さんの写真は、「まるでモード系のファッション誌のようにクールでかっこいい印象」でした。ところで、皆さん、自分じゃないみたいとおっしゃいますが、写真に嘘はありません。ちゃんとその一面を持っているから、そのように写るのです。しかし、その隠れた一面を引き出す写真という芸術は良いものですね。
 
福島美少女図鑑を撮影した上遠野氏は、トークショーの間もスナップポートレートを撮っていました。
表紙を飾った星さんは「とにかく寒かった！！」と答えてますね。この質問は、「撮影で大変だったことは何ですか」というものです。星さんの撮影は河原をロケ地に行ったそうです。しかも風の強い日だったそうで、寒かったのでしょうね。大変でした。しかし、「スタッフの皆さんに助けてもらって、がんばれた」と話すあたり、まわりの方へ感謝する気持ちが見えて、とても良かったです。
 
舩尾さんはいわきの街中での撮影でした。通りの真ん中で撮影するカットもあったそうで、そのときには車にひかれるんじゃないかとドキドキしたそうです。普通は、スタッフや周りの方が見てくれますから大丈夫ですよ。
 
最後の質問、「今後はどんな活動をしてみたいか」についての答えが一斉に出されました。「ハリウッドデビューしたい。」「道でサインを求められるくらいになりたい。」など、積極的な回答が出されるなか、猪俣さん（中央）の回答は個性的でした。猪俣さんの答えは「みんなと撮影したい。」とのことです。すごく身近な願望ですね。きっとこの出会いを縁にして、みんなともっと仲良くなりたいと思ったのでしょうね。とてもいいと思いますよ。
 
ラストアンサーです。海老澤さんが「本物のレッドカーペットを歩きたい」と今後の抱負を述べました。会場にもレッドカーペットは敷いてあったのですが・・・（笑　確かに！！本当にこれをきっかけに、モデルやタレントになる夢を追い求める方が出てくるといいと思います。そして、夢を実現して、トップモデル、トップタレントとなり、いわきの素晴らしさを広められると最高ですね。
最後に、インタビュアーの小松氏がチェキでモデルさんを撮影
 
撮影したインスタント写真は、モデルの方々に今日の記念にプレゼントされていました。今日のイベントは、創刊を祝うイベントでしたけど、モデルの方にお疲れさまと慰労する会でもあったのかなと思いました。
 
ちなみに、福島美少女図鑑に掲載されるのは原則的に１回だけだそうです。次号は、また新しいモデルさんで誌面構成されるとのこと。 創刊号をご覧になって興味を持った方は、ぜひモデル応募してみてください。モデルの応募は公式ホームページなどで受付けしています。

福島美少女図鑑公式サイト