2011年6月26日の朝、いわき市小名浜一中での『沖縄 福島 ゆいまーる祭り』に先立ち、喜納昌吉さんをはじめとする沖縄といわき市のメンバー、および、ボランティアメンバーによる合同慰霊祭が、いわき市薄磯海岸にて行なわれた。
ここは塩屋埼灯台の北側に位置する海岸で、3月11日の大津波で大きな被害が出た所だ。
ここ薄磯地区では東日本大震災に起因する大津波により、多くの人命が失われた。
『沖縄 福島 ゆいまーる祭り』を実施する前に、多くの魂を鎮めたいとの想いから、沖縄式といわき式の両方で慰霊祭を行うこととした。
雨天になったとしても慰霊祭を中断するわけにはいかない。降雨に備えて、テントが用意された。
慰霊祭では袋中上人縁のいわきのお寺、(左から能満寺、満蔵寺、菩提院、専称寺(九品寺が兼任))の4人の副住職が参加、読経を行なった。
まずは、沖縄式にて海岸のお清めを始める。
また、いわき式で読経が始められた。
僧による読経があげられた後、参列者が犠牲者の霊に祈りをささげた。
沖縄の念仏踊り、エイサー供養も行われた。
最後に、供養の花びらを薄磯の海にささげた。
また、豊間をずっと見守ってきた塩屋崎灯台のふもとにある、美空ひばりの歌碑を訪ねた。
美空ひばりさんの人生にも想いを馳せる。彼女は命尽きるまで、歌うことをあきらめなかった。
あきらめないこと、信じて行動し続けること。そのことを美空ひばりさんから学んでいきたいと思う。
末筆ながら、今回、沖縄 福島 ゆいまーる祭りを取材するにあたり、いわき市在住の沖縄文化研究家・新城憲一氏に全面的にご支援いただいた。本記事(慰霊祭)の撮影も氏によって行われたものである。
この記事作成にあたり、データの提供を快諾してくださったことにお礼申し上げたい。
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こんばんは。その節は色々ありがとうございました。あの日は沖縄からの心といわきの心が一つになって慰霊やコンサートが出来ました。
形は色々ですが魂達に心は通じたかなと思います。
来月は沖縄・東京のエイサー団体が来るのに合わせイベントを行ないますが、調整がやや難航しております。しかし何とかなるでしょう。詳しくは後程ツィートしますので宜しくお願い致します。
スポッツ
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スポッツさん、お世話になっています。
今年は沖縄-いわきの交流が加速される年ですね。沖縄文化研究家としても、多忙な年だと思います。
体調を崩されないように、よろしくお願いします。
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沖縄といわきって、つながりあるんですねぇ