3月20日(祝)、いわき市小名浜の工業地帯を撮影するイベントが行われた。主催は、小名浜に根を下ろすアート集団:UDOK.(注:今回も3月11日から3月25日まで開催された第5回いわきフラオンパクのイベントの一つとして行われた。)
漁業で栄える港町のイメージが強い小名浜だが、市内でも最大級の工場
港から車を数分走らせるだけで
夜景のあとは、小名浜の人気カフェUluruに移動して
今回の撮影も、市内有数のカメラ上手として知られる酒井歯科医院長と、コウシンブロックの白石氏と撮影を楽しんだ。撮影した写真を紹介したい。
撮影は夕方6時過ぎから開始された。マイクロバスに乗り、撮影ポイントへと進む。短時間でいろんなスポットを見ることができた。
大剣公園に到着
大剣公園にある展望台。ここはこのためにあったのか、と思うほどだ。ここから見下ろす絶景が待っている。
小名浜石油コンビナート
海外から輸入された重油を貯蔵しておくタンク群だ。貯蔵後、発電所などで使用される。あまり知られていないことだが、関東以北の太平洋岸では唯一の大型石油流通基地であり、国家備蓄用としても機能している。
まるで、映画のセットのようなスケール感。美しい夜景とはこのことだ。
堺化学工業小名浜工場
昭和38年に操業を開始した化学薬品工場。塗料、印刷インキ、合成樹脂、繊維、製紙、化粧品など身の回りのありとあらゆるものに使われている「酸化チタン」を製造している。水面に移る灯りが美しい。
日本海水小名浜工場
年間26万トンの生産量を誇る日本最大級の製塩工場。世界トップクラスの技術を駆使した「イオン交換膜」を持つ最先端工場として高い評価を受けていた。自家発電設備も備えており、近隣の工場への電力供給も行っているという。
小名浜精錬所
小名浜で最大級の規模を持つ精錬工場。手前には「福島臨海鉄道」の列車が闇に隠れている。福島臨海鉄道は、JRと各地域の臨海部を結ぶ鉄道。一日に上り4便、下り4便が運行されており、泉駅-宮下駅-小名浜駅の3つの駅がある。
CafeUluruでCafeめし
CafeUluruは小名浜三崎公園近くにあるオシャレなCafe。
いわきに住んでおきながら、実は来るのが初めてだった・・・。福島美少女図鑑のロケで使われたりと、そのステキさは聞いていたけど、なんで今まで足が向かなかったんだろう。
お店のステキポイントは、あらゆるところに隠れている。ここにその一部を掲載するが、これだけではない。ぜひその目で確かめてほしい。
いい雰囲気のオブジェたち・・・。
カワイイ・デスク・・・。
カワイイ・マフラーだ。
良いね! 文鎮代わりに、古い蛇口が使われていた。こんな小物にもカワイイを感じる。カワイイはもはや日本の文化だ。
全国の美少女図鑑が集まっていた。美少女図鑑好きの方・・・いわき市では、こちらで見ることができますよ。
今日のお料理
今日のお料理は、地元・永崎海岸の老舗蒲鉾店・貴千の蒲鉾を使ったオリジナルスープ。
これがとてもやさしい味で心と体を温めてくれる・・・・。素材の味がして、うれしい逸品だ。
そして、メインはグリーンカレー
このグリーンカレーもスパイスから調合されたものだ。素材の味がしっかりして、スパイスの風味と溶けるまで煮込まれた野菜の甘さがおいしい。
今回の案内役を務めてくれた小松 理虔 氏。今回の料理で使われた永崎海岸の老舗蒲鉾店・貴千で蒲鉾づくりをする傍ら、アート集団UDOK.を主催している。その活動は、彼のWebマガジン tetote onahamaで掲載されている。一度ご覧になることをお勧めする。
tetote onahama-おなはまのライフスタイルを伝えるwebマガジン-
http://www.tetoteonahama.com/
今回、多くの仲間とともに、小名浜の工場夜景の美しさを共有できたことに幸せを感じました。
このような撮影イベントがあれば、次回も参加したいですね。
・・・ん?写真じゃないけど・・・写生イベントが・・・?
あるの??え~と、告知ですね。