12月26日~1月3日まで、小名浜潮目交流館に『那須どうぶつ王国』の動物たちがやってくるとのことです。
年末とはいえ、平日は動きにくいので・・・12月最後の日曜日。小名浜潮目交流館に出かけてきました。
実は、このどうぶつ王国、何度かいわきに来ているのです。でも、毎回毎回、都合がつかずに見れずにいたのでした。おなじみのソフトバンクのしゃべるお父さん『カイくん』も那須どうぶつ王国の仲間ですし、バード・パフォーマンスショーの白いフクロウも見てみたい。(そういうエース級の出張はなさらないようですが。)
とても楽しみ、今年最後を締めくくる撮影になりそうです(たぶん)。
バード・パフォーマンス・ショー
1番手 その名もブルーグレーの大空の王者
バードパフォーマンスショーは、鳥類の飛翔能力をいかんなく見せてくれるショーです。普通の動物園は、動物の生態(生活のようすなど)を見せてくれます。
しかし、このどうぶつ王国は、動物の素晴らしい能力も見せてくれるのです。面白い試みですね。
この鳥はワシノスリといいます。バードショーに登場する鳥類では、一番大きな種類。別名 チリアンブルーイーグルと呼ばれ、ブルーグレーの翼がとても綺麗です。翼を広げると1.2メートルを超えるとても大きな猛禽類です。フライトは、その迫力と雄大な姿が印象的でした。
素晴らしい迫力、やはり猛禽類は空の王者ですね。
あまりに素晴らしい飛翔能力でしたが、ワシノスリの飛翔シーンは上手に撮影できませんでした。
代わりといっては何ですが(ホントに)・・・他の方が撮影された動画をYouTubeで見つけました。貼り付けておきますので、ご覧ください。
2番手 群れで狩りをする賢者
ハリスホークはとても頭がいい。他の猛禽類に類例を見ない社会性を有しており、2-6羽の群れで狩を行うことができる。
この習性は獲物の少ない砂漠の気候に適応した結果と考えられている。ふつう、猛禽類はどの種も通常単独で狩りを行い、繁殖期もしくは渡りのとき以外に群れることはない。珍しい猛禽類ですね。
猛禽類らしい鋭い眼光で、スタッフの持つ餌を狙っています。
行け!スタッフの腕から勢いよく飛び出します。
低空飛行で侵入する戦闘機のような飛翔です。
大きな翼を広げて、エアブレーキをかけるハリスホーク。緊張の一瞬です。
まじかで見る猛禽類の飛翔能力に皆さん、目を丸くしてました。
さて、ここでサプライズ! なんとお客さんの中から、ハリスホークをキャッチする役を募るというのです。
ちびっこが我も我もと手を挙げていました。(元気だね)
そりゃ~ね。みんなやりたいだろうさ。鷹匠は男の子の夢だろう。
僕も手を挙げてみたけど・・・・残念。当選しなかった。
当選したのはちっちゃい女の子。大丈夫かいな。
ナイスキャッチでした~~。すごいなぁ。
女の子が観客席に戻ると・・・おねぇさん、ハリスホークを再び飛ばせます。
あ、危ないやんけ~。観客のこんな近くでキャッチもします。すごい迫力だった。記者から2メートルも離れてなかったよ。
3番手 癒し系の鳥さん
3番手は癒し系でした・・・ここまで緊張感のあるショーでしたからね。
ハンドベルで3番目のとりさんを呼びます。
アヒルですか~。某外資系保険会社のイメージキャラクターとして、定着していますねぇ。
なるほど癒されるなぁ。
4番手 静かなる狩人。
4番手も猛禽類。だけども、どこか可愛らしい雰囲気をもつ狩人です。
このフクロウはオオフクロウと言いまして、インドやミャンマーに生息しています。体重は500~700gしかなく、他のフクロウと違い、木々の間を静かに素早く渡ることができます。羽ばたきの音もほとんどしません。
羽がものすごく薄く、軽い。太陽に透かすと透けて見えるほどです。
なるほど、羽ばたき飛行なのに、音がしませんでした。これほど静かに飛べるのであれば、夜行性である必要はないかもしれません。
5番手 月闇の狩人。
5番手はミミズクでした。ちなみに、ミミズクとフクロウは外形的に区別されているだけで、属としては同じなのだそうです。耳のような飾り羽があるものがミミズクと呼ばれているのだとか。
このミミズクはフクロウのなかでは小型種で、半砂漠、岩場、サバンナ、林に点在する平野等に生息しています。日中は木、岩、やぶにひそみ、日没後に狩りをおこなうそうです。黄色い目をしているのは何かそれと関係あるのかも。
行け!このミミズクの飛翔能力も見せてくれました!
超低空飛行です。地面すれすれを這うかのように飛んでいる。
これだけの低空飛行でよく揚力が得られるなぁ。飛行機だったら墜落しているだろう。
まったく野生動物ってすごい。
しかし、この鳥さんはふてぶてしさというか、風格を感じますねぇ。
最後は王国で一番美しい鳥
孔雀かなぁ~と思ったら、違いました。ジャングルのあの鳥です。
皆さんも一度はテレビで見たことがあるはず。でも、名前は知らないきれいな鳥、ベニコンゴウインコです。
コンゴウインコの中で、2番目に大きい種類で、一夫一妻で相手が死ぬまで連れ添い、大きな叫び声のような鳴き声を出し、コミュニケーションをとります。
見た目が美しいので愛玩、観賞用に密猟されており、また、森林破壊・環境汚染等により野生種は数が減少しているといいます。
う~む、おおきいインコですね。赤や青の羽が鮮やかなこのインコですが、熱帯雨林のジャングルでは、色鮮やかな花が咲き誇っていますので、かえってこの体色が保護色になるのだそうです。
・・・言われてみれば、おねぇさんのスタッフジャンパーの赤色に溶け込んでいますよ。
このインコは様々な芸ができるそうです。
『仲良し』と『万歳』・・・。なるほど、素晴らしい。
大きな体に似合わず飛行能力もなかなかのものでした。
最後に大きな万歳を披露してくれました。
これで、バードショー編はおしまいです。
ところで、ショーが終わった後にスタッフさんに聞いたのですが、那須どうぶつ王国でのバードショーは、このほかにもさまざまなバリエーションがあるそうです。
今回登場したハリスホークは、フリスビーの空中キャッチを見せてくれるそうですし、ホワイトオウル(シロフクロウ)も王国ではショーに出るそうです。また、ハヤブサもショーに出ており、こちらは最速・時速200キロの飛行を見せてくれるそうです。
聞くたびに『おおっ』『おおっ』と驚嘆の声をあげてしまい、やっぱり現地の(那須どうぶつ王国での)フルバージョンのショーが見たいな~と思わされました。
このイベントは1月3日まで小名浜潮目交流館で行われています。ぜひお出かけになられてはいかがでしょうか。
小名浜潮目交流館へのアクセス
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鷹の写真良いですね。私はコンデジしか持ってないのでちょっとこんな風には取れないですね。
フィルムのなら一眼レフもあるのですが(^_^;
とっても楽しませて貰いました。(^_^)
自転車で観に行ってみようかな(^_^;
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中原さん、新年早々にコメントありがとうございます。
鷹は縁起ものですので、なんとか年内の記事として書きたかったのですが、ちょっと遅刻してしまいました。
撮影はまだまだ流し撮りがうまく行かなくて、苦戦しています。
飛翔している姿にばっちりピント合わせてやりたいなぁと思っています。(いつかリベンジしますよ)
はじめから全部うまく行ったら、次の楽しみがないですからね。今後の良い課題と思うことにします。
ご訪問、コメントありがとうございました。