毎年、撮り続けているものがあります。
そのひとつが、夜の森桜祭りのさくらYOSAKOI(リンク)です。
それが実はですね、3月ごろに富岡町から一通の手紙が来ましてね・・・。
去年のフォトコンテスト応募作品では選外だったけれども、パンフレットの素材として応募作品を借用したいとのことでした。う~ん、いいけど・・・・もう、どれを応募したか覚えていないぞ。(去年の撮影を見返してみると、小さくまとまっていて・・・面白みにかけるなー。)
どれ、少しは成長したかなー?
ちょっと・・・出遅れてしまったので、会場に着いたのはお昼すぎ。 今年は桜も3分咲き程度で蕾が目立ちました。今年は肌寒い春ですねぇ。
なお、到着したときには、すでにさくらコレクション2010(YOSAKOIファッションショー)が始まっていました。
こちらは、はね駒(はねこんま)の皆さん、日本の伝統を感じさせる衣装です。ちびっこがとてもかわいらしい。
ステージを盛り上げたのはやはり、高校生の若い力でした。あでやかな衣装でした。元気いっぱいだ。
こちらは今回の優勝候補だと思います。お姫様の存在感が大きいです。
少しお姉さんも出場しています。YOSAKOIは幅広い方に愛好されています。
毎年、出場している天晴 壱流組の衣装です。和の中の美しさが魅力です。
こちらは、高校生のグループです。昨年も高いパフォーマンスを見せてくれました。今年も期待できます。
では、YOSAKOIの午後の部からちょっとだけ紹介します。
さくらYOSAKOI(午後の部)
今回はけっこう頑張って撮影したのですが、まだまだ撮影技術が未熟です。
残念ながら、すべての出場グループで満足する仕上がりになりませんでした。比較的、鑑賞に堪えるものだけ、紹介します。
しんがりは櫻笑です。
さくらYOSAKOIといえば、このチーム。僕の中では定番になりました。毎年楽しみです。
毎回、元気なパフォーマンスを見せてくれるので、若いって良いなと。(おっさんかっ!)
そして 富岡WASSE(わっせ)です。毎年出場されている、実力あるチームです。
伸びやかで優雅なよさこいで、とっても好きです。
撮影していると、どうしても踊りや表現力に長けたチームのエースを探してしまいます。このチームはこのお二人かな?と思っていたのですが・・・良い意味で裏切られました。 (もちろん皆さんすばらしいのですが)
後衛から飛び出してきたー! ドカーンという感じでした。
この方、ものすごい表現力がありました。体全体から元気を放出されていました。
おおー!すごいなぁ。もちろん皆さん一生懸命に踊られているけど、その中でもひときわ存在感を示す方っているもんですね。
いやー、すばらしかった。富岡WASSEはやっぱり良いなぁ。
そして、こちらは昨年も良い撮影をさせてくれたチーム、遊艶雅(ゆうえんみやび)です。
今年はメインダンサーの方がすごかった!すごい身体能力でした。
はじめから、超テンション高い。廻る、飛ぶ、跳ねる・・・ダンスの激しいこと。
す、すご! どれだけ跳んでるんだい!!
このチームは毎回、驚かせてくれるなぁ。
さらにはね駒(はねこんま)。説明の要らないほど有名なチームです。
磐石、安定したよさこいです。もはや完成された芸術の域でもあります。
ベテランの踊り手の脇を固める若さあふれる踊り手も、元気いっぱいの踊りで盛り立てます。
さすが、すばらしいよさこいでした。
そして、楢葉天神龍舞です。今回はすばらしい完成度でした。
物語を感じさせるスケールの大きなよさこいで、つい撮影枚数が増えました。
黒づくめの集団の中から、かわいらしい姫が躍り出ます。このチームは今回の出場チームの中ではある意味、異色な感じを埋受けました。
はっきりとした主人公がいるのです。
普通、よさこいは全員が主人公。全体としての美しさを競うチームが多いような気がします。
その中で、よさこいという物語の中で、主人公をいかに輝かせるか・・・そういう道もあると主張しているかのようでした。
主人公たる姫を、みなが支え、盛り立て、輝かせる。
スバらしいよさこいです。
すばらしい、ほめ言葉としては月並みだけれども、大変すばらしいっ!
どのチームももちろん素晴らしかった。今できる、一番の演技をする、魂をこめる!!
気迫あふれるよさこいでした。
ファインダーを通して、気持ちに触れさせてもらった。
これこそが心を撮るってことだと思いました。(写ったかどうかは別のお話ですが・・・。)
今年の春の撮影はすばらしいスタートが切れた。