7月11日(日)、実家にちょっとした用事がありましたので、いわきからビューンとさいたまへ。
近くの『七里総合公園』には意外にたくさんの生き物がいるよというので、でかけてみました。
花壇も綺麗に整備されています。セージの花に不思議な形をした蝶、たぶんアカセセリが止まっていました。
ちょっと早い時間、朝の7:30。ちょっと涼しい空気に公園は包まれていました。水を中心にすえた設計になっています。
公園内を流れる流水にはデッキが組まれていて、より近くで自然観察を楽しむことができます。
デッキを渡って対岸にたどりつくと、カルガモがいました。ん~、なんでこんなところに一羽だけいるのかな・・・。
近づこうとすると・・・一定の距離を保ってトコトコ歩きます。やっぱり変だなぁ~と思ったのですが、どうやら反対側には仔ガモがいたようです。自分をおとりにして、子どもたちを逃がしているんですね。
公園内にはトンボがけっこう飛んでいました。赤とんぼは秋というイメージがありますけど、夏でも水辺にはいるんです。 ショウジョウトンボといいます。秋によく飛ぶアカネ科ではありません。
シルバーの体色が特徴的なシオカラトンボ。ちょっと絞りは開放にしすぎ・・・背景をぼかしすぎかな。
コシアキトンボもいました。黒い体を上から見ると、白い帯が開いているように見えることからこう呼ばれています。
全国的に見られるけど、歩く鳥・・・セキレイです。モデルのようなウオーキングをしてくれます。水を飲みに来たのでしょうね。
孫とおじいさんが生き物採集に来ていました。水の中を網ですくう!何か採れたかな?
モンシロチョウは、シロツメクサの蜜を吸いに来ています。
・・・むむむっ。なんかガサガサしていますよっ!!
カメです。カメ!・・・・でも、何してるんでしょうね。ここは草むらですよ。
角度を変えて、もう一枚。こっちには気が付いているはずですが、逃げるようすはありません。
なんか・・・足をバタバタさせてる・・・。 ! このカメさん、もしかして・・・・。
っと、ちょっと目線を移すと・・・小さなクモが小さな巣をつくっていました。クモの巣は横糸だけがネバネバしています。縦糸には粘着性がありません。なので、クモは自分の巣に絡まずに、素早く移動できるのです。賢いね~。
じゃばーんっと音がした方を見てみると・・・おや!?さっきのカメさん??
さっきのカメさんのいたところを見てみると・・・タマゴとおぼしきものがありました。なるほど、産卵だったのですね。はじめて見ました。
さらにぶらぶら歩いていると・・・おっ!あれは・・・。
カワセミさんではないですか。色が浅いところをみると、まだ若いカワセミなのでしょう。しかし、200mmの望遠レンズでは少し足りません。2Xのエクステンダーが欲しくなります。
う~ん、長いくちばしが、カッコイイですね。戦闘機のような精悍なフォルムだと思いませんか?
突然、飛び出したかと思ったら、一瞬で水中にダイブしました。あっという間の出来事で、思わずピンがアマアマに(笑
獲った魚をくわえて飛んで行った先は、用水路そばのパイプの上でした。
あんなに小さな体のわりに、大きな魚を丸のみしようとしてます・・・大丈夫かな
そんなわけで、たくさんの生き物に出会いました。
・・・最近思います。特別なことはしなくても、毎日毎日、いろんな出来事が身の周りにある、起こっているんだということ。それに気づくかどうかは、その時の心の余裕であったり、心の持ちようなんですよね。 ゆったりまったり生きたいもんです。
帰り道に赤いお堂を見つけましたので、よってみました。
見沼弁財天と看板にありました・・・日本では七福神の一角であり、財宝の神様だが、元来、古代インドの河神で河の流れる音の連想から音楽神とされ、福徳神、学芸神など幅広い性格をもっています。才能にあふれる神様です。芸能関係の人にはおススメの神様ですね。