中釜戸のしだれ紅葉、絵筆も及ばない造形

予想より早くいわきゴールドしいたけの取材が終わったので、渡辺町に足を延ばしてみました。

目的はもちろん国指定天然記念物である『中釜戸のしだれ紅葉』です。
樹齢が分からないほどの古木とのことですが、高さ約6.8m、根周り約2.75m、胸高直径1.1mの紅葉で、地上1.5mの部分で3本に枝分かれしています。枝はねじれながら四方に広がり、小さい枝が垂れる特殊な形をしています。
場所はいわき市渡辺町中釜戸字猿田、深い竹林に囲まれた静かなところにあります。

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樹齢はよくわからないのですが、樹種はイロハカエデ。しかし、本来はこのように曲がりくねった形ではないので、大変珍しいものです。
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お堂は、経年による痛みはありますが、町の人の手によって整備されていました。大切にされているのがわかります。
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撮影に行った11月21日は部分的に紅葉している感じで、全体が真っ赤に色づいているわけではありませんでした。しかし、見ごたえは十分でした。
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しかし、驚いたのはその葉の密度です。ぎっしりと枝に葉をつけています。
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しだれ紅葉の裏側から撮影してみました。日光に輝いて、とてもきれいでした。
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たくさんのカメラマンさんがまわりにいました。その間から、失礼して僕も一枚撮影してみました。
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どっしりとした重厚な存在感。地域の人に愛されているしだれ紅葉です。
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お堂の陰から失礼して撮影させていただきました。 カメラマンの皆さん、邪魔になっていたかも・・・ごめんなさい。
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以上、11月21日の中釜戸のしだれ紅葉のようすをお伝えしました。 
帰り道に見た景色。
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青空には白い雲が浮かび、畑にはトラクターで土を耕すお父さん。
地域を愛している人がいて、そこに暮らしている人がいる。
人の営みがここにあるのだ・・・。

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