C-CRAFTの器でいただく『桜ご飯』

今日の晩御飯は「桜ご飯」 ♪

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いわきは温かい・・・まだまだ春は先だけど、少しだけ先取りしてみたいよね。
・・・という話をしていたら、名人から
桜花の塩漬けをいただいたので、それで作ってみようと思いました。
なんだか、東京で暮らす弟に良いことがあったようだし・・・。



今日の晩御飯は簡単だ・・・桜花(八重桜)の塩漬けを浮かべて普通に炊きこむだけ。
普段やってる炊事と何も変わらない。けれど、こんなに手軽に春を感じる食べ物になるなんて・・・。

 
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・・・料理はミラクルだね。
桜花の塩漬けは、桜湯なんかにして供されたりする。めでたい席で使われることが多いようだ。
こんなのを使って料理をしようと思ったからだろうか・・・東京で暮らす弟に良いことがあった。
たぶんこのブログは読んでいないだろうが、おめでとうと一応言っておく。
さて、せっかく春の料理を作るのだ・・・器も少しは明るいものが欲しくなる。久しぶりに買い物することにした。
今日のお店はいわき市平字中町にある陶芸のお店C-CRAFTだ。
C-CRAFT
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普段はこのあたりを歩くことはそんなにないのだが、今日はいわきワシントンホテルの近くで用事があって(近日中に記事にします)、それを済ませてからいわき市立美術館に市美展第40回いわき市民美術展覧会を見に行くところだった。
とりあえず、いわき市立美術館に向かって歩いていると・・・ショーウインドウに気になるものを見つけた。
犬?犬が多いお店だぞ・・・。

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挨拶をして店内に入ると、たくさんの陶器が並んでいる。犬がデザインされているものが多かった。
ちなみに、僕の関心を惹いたのは、中段右の赤い和紙の上に置かれたぐい飲み。犬の後ろ頭がかわいいような気がした。
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ご主人に話を伺うと、大変きさくなお人柄。大きな分類としては「美濃焼」ということになるが、陶芸は趣味の世界。用の美が大切だという。使って楽しいものも作っていきたいと話されていました。
※美濃焼は安土桃山時代から江戸時代初頭にかけて、茶の湯の流行とともに、茶人の好みを反映した焼き物として発展したものです。自由な作風のものが見られます。
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いろいろどれを買おうか迷った挙句、このお椀にしました。
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粘土を成型し、乾燥させたものに絵付けをしたものがこれ。
これに釉薬をかけ焼き上げていくのです。
焼き物は特に『用の美』と言われます。

それまで伝えられてきたものをかたくなに守ることも大切だが、使う人に合わせて、時代とともに変わっていくことも大切なのかな。
お店の場所は、国道6号沿いの社会福祉会館のななめ前、児童公園近くです。一度足をお運びください。
C-CRAFT (福島県いわき市平字中町1-1-2)

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