今日は、福島県の放射線について、少し触れてみたいと思います。福島第一原子力発電所の事故から11か月になろうかとしていますが・・・私たちはまだ身の回りにある放射性物質に注意を払いながら、生活しています。
(写真は、県内の小中学校、高校、幼稚園、保育所(認可外施設を含む)、公園等に設置された、データ転送機能を備えた設置型の小型線量計)
写真の放射線モニタリングポストを、いわき市内の各地で見るようになりました。
いわき市内でも、大型スーパーをはじめ、いくつかの個人商店で簡易放射線測定器を購入することができます。自衛のために求める声があるのだと思います。
放射線に関しては、すぐに健康被害が出たり、必ず病気になるものではないだろうから、神経質になりすぎるのはよくないけど、なくしていかなきゃいけないのは間違いない。(実際の影響については専門家ではないので、差し控えます。)
その対策は少しずつですけど、動いているのかなと思います。
例えば、文部科学省では、福島県内の学校に通う子どもが受ける放射線量を「年間1ミリシーベルト以下」にすることを目指して、低減策に取り組むとしましたが、放射線量が1時間当たり1マイクロシーベルトを超えた学校の表面の土を地下に埋めたり、上下を入れ替えるなどして措置をしています。
いわゆる『除染』です。
これは今とても大切なことですね。
公共の場所の『除染』がどんどん進むことを願っています。
また、子どもたちがもっとも長く過ごす、住家やその庭の除染は、自治体やボランティアなどの活動によって行われているところもあるかと思いますが、個人の努力によって行っているのがほとんどではないでしょうか。私の知人も自宅の庭の土をはがし、 コンクリートで舗装する対策をしていました。作業は結構きつい労働だそうです。費用的な負担もかなりあると思います。
なんというか・・・今までの暮らしと変わってしまったことに悔しさはあるけど、あきらめてはいけないと思います。個人の力だけではどうしようもないこともたくさんあるから、国や行政にもぜひとも頑張ってもらいたい。
放射性物質が0になるまで、ずっと長い道のりになるとは思う。日本全体で放射性物質との闘いは続けていかなくてはいけないことだ。そのために、この福島県の現実をみんなに忘れないでいてほしいと思います。忘れられてしまうことに不安を感じています。
最後に、文部科学省のホームページには福島県の子どもたちを放射線から守るための情報を載せています。これを以下に引用することは、このような対策が始められていることを、できるだけ多くの方に知ってほしいためと、これが必要な現実があると知ってもらいたいがためです。
文部科学省―東日本大震災関連情報―
5月27日「当面の考え方」における「学校において『年間1 ミリシーベルト以下』を目指す」ことについて(平成23年7月20日) (PDF:33KB)・・・から引用
<校庭等の空間線量率の測定>
・福島県内の小中学校、高校、幼稚園、保育所(認可外施設を含む)、公園等に、データ転送機能を備えた設置型の小型線量計を順次に整備し、インターネット回線等を通じて測定データを関係機関に送付するシステム(リアルタイム放射線監視システム)を構築する。〔順次整備〕(文部科学省)
・福島県内のすべての小中学校、高校、幼稚園、保育所(認可外施設を含む)等を対象に、数ヶ月に一度、 校庭等の空間線量率を測定する。また、4 月以降継続的に比較的高い線量が測定された福島県内の小中学校等の校庭・園庭/コンクリート敷地/教室内窓際・中心の空間線量率の詳細な測定を実施する。なお、 これらの測定については、学校等における上記リアルタイム放射線監視システムの導入等に併せて、今後、適切な調査頻度等について検討する。〔定期的に実施〕(福島県、文部科学省)
・福島県全域の児童福祉施設、体育施設等における空間線量率を測定する。〔随時実施〕(福島県)
<児童生徒等を代表する者の受ける積算線量の測定>
・福島県内のすべての小中学校、高校、幼稚園、保育所(認可外施設を含む)において、文部科学省が配付した積算線量計を身につけた教職員による測定により、学校生活における積算線量を把握する。〔定期的に実施〕(文部科学省、厚生労働省)
<屋外プールの水の放射性物質の濃度の測定>
・福島県内の学校等において、屋外プールの水の放射性物質の濃度の調査を実施する。〔8 月及び9 月に定期的に実施〕(福島県)




