(中篇)鶴ヶ城の桜見

さぁ、中篇です。中篇は、鶴ヶ城内で行われていた「桜祭り」のようすです。

お神輿

鶴ヶ城の東側でお神輿が出動していました。

神輿を大きく揺らして担ぐのは、神々をの霊を揺り動かして活性化させる「魂振り」という意味があります。ちなみに、掛け声としてよくつかわれる「わっしょい」「和を背負う」という意味があります。

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お~、おねぇさん、かっこいいっす。 

神輿に乗るのはどうなんだろうと思う方もいらっしゃることとでしょう。そもそも神輿は神の乗り物であるので、神輿に乗るとはけしからんというわけです。しかし、神と同一化するために乗るというとらえ方もあり、乗っていいかどうかは地域の祭りのやり方しだいのようです。

個人的には、担ぎ棒に乗るのは威勢がいいし、神輿の誘導もしやすいから、いいと思うんだけど・・・・思想・信条の問題になるから、積極的に議論したいとは思わないです。

良い画にはなりますねぇ。華麗で勇壮だ。

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二つの神輿を鶴ヶ城を背景にして撮影・・・。テレビやさんも来ていました。
喧嘩神輿のようにぶつけ合うことはありませんが、担ぐ勢いを競い合うかのようでした。


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クライマックスを迎えると、馬に神輿を乗せた後、親方が柏木をうって締めとなりました。

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梯子乗り

実は生で梯子乗りを見るのは初めてです。消防の出初式などでおなじみですが、テレビでしか見たことがありません。 もちろん、いわき市の消防も出初式で梯子乗りをするのですが、いっつも寝坊をして見られないのです。それをこんなところで、見ることができるなんてラッキーです。

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鶴ヶ城と梯子乗りはとても似合いますねぇ。勇ましくて、かっこいいです。

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梯子の下は、このようにして人が支えていたのですねぇ。実際に見てみないと、わからないこともあるもんだ。このような伝統芸能は、修練恐怖を克服するのでしょう。技術と自信を身につけることが大切ということですかね。

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すごいですね。足だけで支えていますよ。腹筋も鍛えられそう。

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最終演者の方の梯子乗りです。さすがに最終演者だけあって、演技の極めや流れがしっかりとしています。

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梯子に片膝だけ乗せて、バランスをとっています。見事なものですねぇ。

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梯子乗りは以上で~す。次は後篇です。