ほぼ1年前にいわきAliosがスタートし、中劇場の完成をもって、すべての施設が利用できるようになりました。
そしてこのたび、5月2日(土)にグランドオープンしました。それを記念して、5月末日まで中劇場を公開しています。
自動車をいわき市役所駐車場に駐車し、Aliosに行ってきました。
敷地内は緑豊かな公園の中を流れる水の流れが、爽やかさを演出していました。
すこし、ふっくらとした男児と女児が水瓶を差し出しています。噴水の水が瓶に入っていないのが気になります。いいのかな?汲めないよ??
楓を中心に置いたカーブが見事な造形のアーチです。 自然をデザインの中に取り入れた建物になっているのですね。
大ホールの建物を望んで。1階はレストランやショップになっています。外側に張られている幾本もの木製の柱は、耐震補強のためでもあるのでしょうが、それ自体がデザインの一部として美しい造形美を示しています。
レストラン前の広場には、 北郷悟の野外彫刻があります。好きな彫刻家の一人です。
Aliosの前身であるわき市民会館のころからある野外彫刻です。新旧の融合ですね。
Aliosの大きさがお分かりになるでしょうか。何と5階建ての建物です。(何とというほどでもないか・・・。)
入口は明るく広々としています。ウッドがふんだんに使用され、木のぬくもりも感じます。
ギャラリーもありまして、それをわきに見ながら、2階へ上がります。
2階に上がると。天井までの吹き抜けが・・・。開放的、快適な空間ですなぁ。
振り向くと、棟方志功「大平和の頌」が展示されていました。大胆なデッサンと、自由な色遣いが素敵でした。
大ホールへの入り口です。ホールの中はさすがに公開していないので、撮影していません。
さて、今回のメインです!
完成した中劇場を見学させていただきますっ!では、中をどうぞっ!!
じゃ~~ん!すばらしい!!
なんて美しい能舞台なのでしょう。なお、ステージは目的に応じて、変形できるそうです。
檜舞台なのですが、まるで黄金のように光り輝いていました。
ステージに描かれた絵も見事だなぁ。よく引き立てている。
中劇場とはいえ、座席数は十分。400近くはありそうです。
ちなみにホールの壁は、このような特殊な形状の壁材が使われていました。天井からの反射音を拡散させ、音の広がりを実現しています。
ステージの裏を通って、楽屋も見せていただけました。
なるほど、楽屋ってこうなっているのですね。本当にシンプルで整頓されている。
以上が、中劇場の見どころでした。ここからは、ちょっとしたスナップに戻りましょう。
2階のホールからエレベータで上がり、5階から見下ろしてみました。5階にはリハーサル室などがあります。
テラスもちょっとした休憩に使えそうです。テラスから外へ出てみましょう。
2階テラスからでて、左右を見てみました。ウッドをふんだんに使用したデッキが広がっています。
以上、Aliosのご紹介でした。なお、Aliosの裏に新川が流れており、きれいな草花が咲き誇っております。
Aliosで楽しんだ後も散歩などされてもいいかもしれません。
新川土手に咲き誇るマーガレットです。ギリシア語の「マルガリーテ(真珠)」に由来した名前で、花言葉は「真実の友情」「誠実な愛」だそうです。
ではでは、またお会いしましょう。