最後はスバル360(SUBARU 360)です。
この車は富士重工業(スバル)が開発した軽自動車で、1958年から1970年までのべ12年間に渡り、約39万2,000台が生産されました。
航空機技術を応用した超軽量構造を採用し、また限られたスペースで必要な居住性を確保するための斬新なアイデアが、数多く導入されていました。その結果、量産型の軽自動車としては、史上初めて大人4人の乗車を可能とすると共に、当時の水準を超える走行性能を実現したのです。
比較的廉価で、十分な実用性を備え、1960年代の日本において一般大衆に広く歓迎されました。日本の自動車産業をけん引した一台であることは間違いないところでしょう。
てんとう虫の愛称でも親しまれた名車なんですよ。かわいいですよね。
でも、発電機はなんと、ダイナモです。わかりますか?自転車のライトを発電するアレです。現在の電装品を多く積んだ車とはわけが違いますよ。
オーナーの方は、極力部品は当時もので維持したいそうで、譲れないところだとのことです。
以上で、 クラシックカー・ミーティング2009in小名浜の記事を終了します。