いわき市四倉町・津波被害から復活したお食事処=浜田屋さんが営業を再開。

再開の【とくさんの写真日記 in いわき】は、津波被害から復活した四倉のお食事処=浜田屋さんです。
浜田屋さんは、四倉海岸から20mも離れていない海辺にありました。ちょうど四倉中学校の裏側でした。3月11日の大地震・大津波の被害をもちろん受けましたが、店内の汚泥を清掃し、7月1日(金)から同じ場所で営業を再開されました。


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いただいたのは「ざる定食(700円)」。ざるそばに、ライスと小鉢がつきます。小鉢には刻んだ山芋とかつお節削りがこんもりと盛られ、ご飯との相性がバツグンでした。


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もちろんおそば自体にも力があり、風味豊かなそばの香りを堪能させていただきました。
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店内は震災前と少しも変わらないたたずまいでした。おかみさんと店主のふたりはご夫婦。おしどり夫婦で営まれているお店です。おそば・うどん・四ツ倉名物ソースかつ丼まで、何でもおいしいお店です。ぜひ、足をお運びください。
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お店の前や裏手は片づけられてはいますが、津波被害の爪痕をかいま見ることができます。

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町が本当に復興していくためには、人々がまず日々の暮らしを取り戻していく必要がある。そこで暮らす人々が元気になる必要がある。もちろん人それぞれに置かれている状況が違う。だから、準備ができた人から、少しづつ歩みだそう!
震災前より輝いているいわきを、これからみんなで作り上げましょう。
【とくさんの写真日記】はそれをこれからも見守っていきます。

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さて、こちらの御仁。久ノ浜で被災し、今は仮設住宅に入られているのだそうです。たまたま同じ店内で食事が一緒になったのですが、この方から宿題をもらいました。
「写真を撮る人ならば、久ノ浜を撮影して欲しい。僕らが誇りにしている物がある。それを撮影してきて欲しい。」とのことでした。
もちろん、浜田屋さんの後で撮影してきましたので、後日、ご紹介します。