那須どうぶつ王国in小名浜潮目交流館に出かけてきました(その2)

12月26日~1月3日まで、小名浜潮目交流館に『那須どうぶつ王国』の動物たちがやってくるとのことです。

昨日の記事で、バード・パフォーマンスショーのようすをお伝えしました。今日はその残りをご紹介します。

まずは、那須どうぶつ王国のアイドル的存在。

まずはアルパカです。

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アルパカはラクダ目ラクダ科に分類されるラクダの仲間。ラマに近い種なのだそうです。

家畜として飼われているのです。あまり野生で見かけるようなイメージはありませんものね。

 

僕ら日本人にとっては、家畜というよりは、株式会社クラレのマスコットキャラクターのイメージが強いですね。

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大きな黒目の瞳がとてもかわいらしいですね。

鳴き声はどんなだと思いますか?

「フェ~フェ~」「フェ~ン」と鳴いていました。

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ちなみにこのように、自由に触れるブースにいたのですが、手触りはもこもこしているような、サラサラしているような。どっちなんかな~というような感じです。

羊と同じように、毛を取るのに良さそうです。そのほかにも、触れるかわいい動物がおりました。

かわいいペット=ウサギ

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ウサギちゃんです。ウサギ・・・けっこう大きいなぁ。

日本でもメジャーなペットのウサギですが、もともとは野生動物で、ヨーロッパから北アメリカにかけて分布するアナウサギを家畜化したものだそうです。

非常に多くの品種が知られ、日本へは16世紀ごろオランダ人によって伝えられました。明治時代中頃、日本独自の改良も進んだ。「白毛・赤目」の日本白種はこの頃生まれたそうです。

世界最大のネズミ=カピパラ

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カピパラは『齧歯目カピバラ科』ということになりまして、齧歯目のなかで最大種です。(なんと60kgを越える!)

水辺で暮らしており、泳ぎが得意で、前足後足には蜘蛛の巣状の水かきがついています。群れを成して泳ぎ、捕食動物から身を隠すために水中に5分以上潜ることが出来ます。鼻先だけを水上に出して眠ることもある。交尾や排泄なども、水の中で行うのだそうです。

・・・ところで、このカピパラのいる場所。どこだか分りますか??

いわきにお住みの方ならわかるでしょうか。

足湯のコーナーです。う~ん、う~ん、複雑な心境だな~。ネズミに足湯使われちゃうか~。

山羊のえさやり体験

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こちらは約400年前にイギリスのサフォーク州で作られた羊です。

顔と四肢が黒くメス・オスともに角がありません。主に、食肉用として飼育され、肉質は良好。

日本で、初めて導入されたのは昭和31年頃で、現在飼育されているめん羊の80%近くがサフォーク種である。また、毛を取るためとしては、明治時代になって飼われ始めたそうです。

 ・・・すごいガッツキようでしたよ。

こども乗馬体験

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厳密には馬ではありません。ポニーのハーフリンガーという種類です。

乗馬用と輓用両方に持ちいられ、急勾配の山の斜面で作業をするほどの能力を持っています。非別名エーデルワイスポニーと呼ばれることもある。筋肉がよく発達し、足元がしっかりしていますね~。

バード・エリアの仲間たち。

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先ほどのバード・パフォーマンスショーでその能力を披露してくれた猛禽類もまじかで見ることができました。

ワシノスリ

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科に注目すると面白いもんで、このワシノスリは「コウノトリ目タカ科」に分類されるのだそうです。

チリやペルーに生息する大型のノスリで、アンデスの山脈地帯に好んで巣をつくります。飛行する姿はとても優雅。

翼が大きく羽を広げると1.5m程にもなります、狩りでは上空高くから自分の体重をのせて急降下して獲物にアタック。強力な握力は、獲物を捕らえた時に、とどめをさす事ができるほどだそうです。

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ちょっと怒っているのかな?毛が逆立っていますよ。

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どこかかわいらしい眼光ですね。

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猛禽類とは思えないかわいらしさだな。黒目がウルウルしている。

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大きな足と爪です。これで掴まれたらひとたまりもなさそうだな。

ハリスホーク

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森林や半砂漠地帯に生息する他、アシ原や湿地で見かけることが出来る。

高い木によく止まり、ススキ、アシ、オジギソウ、トチノキ、サボテンなど、巣を作ります。猛禽類の中では珍しく、複数羽のグループを作り、日常生活を共にしています。大きな獲物は協力して仕留めることができます。

カラスのように人間を襲ったらいやですね。

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けっこうよくしゃべる猛禽類です。「ガー、ガー」と雄たけびを上げていました。体の割に大きな口ですね。

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わしづめもガッシリとしています。

 

オオフクロウ

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東南アジアの熱帯雨林やネパールの山岳地帯など、アジアに広く分布する中型のフクロウです。

濃いオレンジ色の顔面に褐色の大きな目をもっており、存在感があります。他のフクロウと同様に非常に静かに、しかも木々の間をすばやく飛ぶことができるため、野生のオオフクロウを見ることはなかなかできません。トカゲやネズミ、小鳥、昆虫、魚などを捕食します。

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右目にピントを合わせてしまった。左目に合わせるべきだったな。とっさに鳴いたので、つい・・・。

ユーラシアンワシミミズク

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フクロウ目フクロウ科に分類されるミミズクです。

フクロウの中でも最大級の大きさを持つ広い地域に分布する留鳥で、人里離れた森林、岩場、荒地に住んでいます。

シベリア北部にいくほど白っぽい色彩になり、大型化する。握る力が非常に強く、キツネなどの自分より大きな獲物を捕らえる事もあるそうです。大きな鋭い眼が印象的でした。

以上、那須どうぶつ王国の仲間たちの、ほんの一部を紹介しました。王国では、バードショーばかりではなく、さまざまなショーを行っているそうです。

今回の小名浜潮目交流館でのイベントは、その味見という感がありました。このイベントは1月3日まで小名浜潮目交流館で行われています。ぜひお出かけになられてはいかがでしょうか。

小名浜潮目交流館へのアクセス


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