いわき花火大会まで、あと1週間になった8月1日(日)、予行演習(にはならなかったんだけども・・・)のつもりで小名浜ららミュウまで、自転車で出かけてみました。
というより、交通手段が自転車しかないのです(自動車は修理中です)。自転車オンリーの生活もだいぶ慣れてきて、最近は足にかかる負荷が気持ちいいなぁと思うようになりました。仕事の道具を全部リュックに入れると、おおよそ10kgほどになります。これをしょって走ると、なかなかいいトレーニングになります。
ちなみに自転車をこいでいる間の撮影はRicohCX2(コンデジ)、自転車を降りたらCanon 5D MarkIIでといった感じです。
今日の記事は特に変わったところもなく、退屈かもしれませんが、ゆるーくご覧ください。
14:00新舞子海岸前を通過
出発したのは午後からでした。この日はちょっと雨の心配があって、曇りがちでした。
今年は暑いからねぇ、かき氷の移動販売が需要大ですね。ちなみにここは「かんぽの宿」前の駐車場。新舞子海岸に来られる方が駐車されます。
今日の目的地は「いわきららミュウ」ですが、普通に行くのでは面白くないので、海岸線をずーっと行ってみようという作戦です。海岸線を走るとアップダウンが少ないので、走りやすいのですが・・・だいぶ遠周りにはなりますね。
途中、富神崎で水分補給の休憩。ここにも小さなビーチがあって、家族向けの穴場スポットになってます。
いわき信用組合塩矢崎支店を通貨通過・・・ちなみにすべてのいわき信用金庫に灯台がついてるわけではありません。塩矢崎灯台が近くにあるからです。
14:30 薄磯海岸~塩谷崎灯台(塩谷岬)に到着
塩谷崎灯台の下に広がる海岸は、薄磯海岸といいます。遠浅で透明度の高い水質の良いビーチです。付近には豊間中学校がありますが、そこには海の家が軒を並べており、海水浴客でにぎわっていました。自動車の行き来も多く、あんまり長居をする場所ではないと思うので灯台まで直行。
すると、このように少し落ち着いた海岸が目に入ります。ここはあんまり人ごみが得意でない人がいるみたい。200m違いでこんなにも混み具合って違うんですね。
塩矢崎灯台には「永遠のひばり像」があります。「永遠のひばり像」と「塩矢崎灯台」のどっちと自転車を並べようか迷った挙句、後者を選択。撮ってみたらば、灯台はかすかにしか見えない結果になりました(笑
「喜びも悲しみも幾歳月」で知られる塩谷崎灯台のふもとには美空ひばりさんの歌碑(みだれ髪)や記念碑があり、観光客が前に立つとセンサーが反応し、彼女の歌声が流れます。ひばりさんの遺影の前には今もかかさず花が供えられています。いわきに来られたら、塩矢崎灯台へぜひどうぞ。
豊間海岸へ向け、ペダルをこぎ出したが・・・なかなか趣のあるステップを発見→撮影。どう撮ろうか、地面にぺったり座って考えていたら「どうした、怪我でもしたのかい?」と地元住民に心配されてしまった。田舎の人間はやっぱり優しい。
15:20 サーファーのメッカ 豊間海岸
豊間海岸といえば、サーファーのメッカなのである。別に夏でなくとも、一年中サーフィンを楽しむ方でにぎわっている。そのうち、サーフィンの大会など撮影してみたいねぇ。
15:35 江名港に到着
二見が浦海岸、サザンパシフィックホテル、いわき病院などを通過して、江名港に到着。
江名はちょっと好きな街。港街って言葉がこんなに似合う街もないだろう。ごらんの通り、地形的に恵まれた船溜まりを形成していたため、昔から小型漁船の基地として、活用されています。大正10年に港湾修築第1期工事に着手して以来、船溜まりや防波堤といった港湾施設の拡充を図り、今では沿岸・沖合漁業の基地として重要な役割を果たしています。
なお、江名周辺には個人の釣り船などを係留する小型の港がいくつかあります。海釣り人の基地でもあります。
江名港の近くには消防署もあります。正式名称は「いわき市消防本部 小名浜消防署 江名分遣所」。なんとも頑張っていますね。江名の安全は僕が守ると建物が言っているかのようです。江名周辺には高い建物はありませんので、火の見やぐらもまだまだ現役で役立ちそうです。
15:50 カツオ漁船の基地・中之作港に到着
さて、いよいよモヤがかかってきました。あんまり遠くが見えません。中之作港といえば、カツオ漁船ですね。いわきで水揚げされるカツオのほとんどが中之作港のものです。
中之作港にある大型クレーンです。これで、魚の積み下ろしをするのでしょうか・・・大型機械ってカッコイイネ。
双胴船を発見!双胴船は水の抵抗を減らせるため、一般の船舶よりも高速で航行できます。カッコよすぎる。何の仕事できたんだろう??
中之作港には大型漁船をメンテナンスできるドックもあります。ちょうど二隻がメンテナンス中でした。カッコよすぎですねぇ。
16:25 三崎公園内でいわきマリンタワーを見上げる。
三崎公園は第1回いわきサンシャインマラソンのコースでもありました。入口の急坂はきつかったですねぇ。ところで、いわきマリンタワーは、59.99mなんですよ。1cm足りなくしてあるって、完成されてはいけないってことなんでしょうか・・・。
16:35 丸克商店前の冷凍倉庫で巨大な捕鯨絵図を発見!
丸克商店前の冷凍倉庫の壁一面に、巨大な捕鯨絵図が描かれている。見ると、「いわき市指定文化財・紙本着色磐城七浜捕鯨絵巻に加筆」と書かれていた。
いわきは戦後も捕鯨をしていたが、そもそも捕鯨が始まったのは、江戸時代になって内藤家が磐城平藩主になってからのことだ。黒潮と親潮の交わる潮目の海・いわきは、年間を通じて豊富な漁獲量を誇り、それを餌とする鯨もまた多く生息していた。そこで、鯨の漁場としても栄えたのだろう。
また、小名浜は長らく東日本で唯一、製塩工場がある街でした。現在も「日本海水」という工場が残っています。アクアマリンふくしまなどでも製塩体験をさせてくれます。
16:50 やっと「ららミュウ」に到着。道草くいすぎだって(笑
やっぱり、道草食いすぎですよね。ついたころには、もう夕方も4時になろうかという頃でした。海遊祭もおしまい。片づけが始まっていましたよ。
海上保安庁の巡視船『あぶくま』も寄港していました。さまざまなイベントで寄港してくれるようです。運がよければ、船内の見学ができます。
環境水族館「アクアマリンふくしま」も10周年
アクアマリンふくしまも10周年になろうかとしています。正面にはモニュメントが用意されていまして、記念写真を撮る方がたくさんいらっしゃいました。
あたらしく「アクアマリンふくしま」に加わった「アクアマリンアグリ」
アグリとは農園の意味で、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ゴボウに落花生などを植え付け、普段あまり見ることのないの作物の花を見たり、作物を収穫したりしています。作物は地元漁協の婦人部によって月に一回収穫され、地域の魚介料理を提供する「ジャノメ食堂」の食材に使っています。
・・・・おやぁ!?うりぼうくんに遭遇
アクアマリンパーク内を散歩しているうりぼーくんに出会いました。飼い主に聞くと、山で会ったのだそうです。男の子だし、きっと大きくなるぞ。
小名浜美食ホテルのショップ・テナントも新しいものが入ってました。
小名浜美食ホテルは、レストラン・グルメ・ランチ・ショッピングの総合モールです。地元いわき小名浜に密着したお店がたくさん入っています。新しくハワイアン・フラダンス関連のお店が入ってました。
個人的にもう一店舗気になったのが「ぎゃらりー雅遊」です。日本手ぬぐいは200種類以上、京・江戸扇子も1000本以上を在庫していて、「季節を楽しむくらし」をテーマとした商品を数多く、扱っておられます。
写真の金魚の日本手ぬぐいを買ってみました。
晩ごはんはららミュウの江戸前寿し 寿司正でカマトロのステーキ丼
いやぁ、小名浜まで2時間かけて、ゆっくりと自転車で来たんだけどもさ・・・お腹すいちゃって、肉が食いたーいという気分。でも、お金はあんまり使いたくない。せめて2000円以内で収めたい。
小名浜は海鮮は充実しすぎるくらいしているけど、肉!となるとちょっと困るね。
そこで、マグロほほ肉のステーキ丼をセレクトしたんだけども、コレが大当たりだ!マグロのほほ肉をステーキにして、わさび醤油をかけていただくんだけど、これはね・・・うまいよ。絶品!わさび醤油がさっぱりするし、マグロのうまみがぎゅーっと詰まってる。 うちでも、普通のマグロでステーキ丼にしてみようと思った。
19:20 ララみゅうの夕べ
いわき花火大会の下見で来たつもりでしたが、すっかりポタリングを楽しんじゃいました。 自転車でゆっくり移動しながら、撮影してまわるのも結構楽しいです。
ちなみに「いわき花火大会」はいわき港祭りの最終日に、メインイベントとして行われる花火大会です。
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たしか、60㍍を越えると
建物を赤白に塗り分けないといけないから…
って聞いた覚えがあります。
浜通り紀行、良いですね~[i:63893]
三崎公園の小さい灯台も
行ってみてください[i:63908]
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kazuさん、コメントありがとう
なるほど、そうだったんですか・・・記事にしてみるもんですね。
知らないことも教えてもらえますから(笑
たしかに、高い建物だと飛行機やヘリコプターなどにも影響しそうですもんね。
今後ともよろしくお願いします。