8月7日(土)、地元に根付いた「いわき花火大会」に出かけてきました。

2010年8月7日(土)、待ちに待った『いわき花火大会』に出かけてきました。

当日は仕事を5時に終え、自転車で会場まで出かけました。(いわき駅からだと1時間ちょっとで着くことができます。いわき市在住の方であれば、自転車が一番交通手段としては良いかもです。)

到着したのは6時ちょっと過ぎでした。昨年はいわきララみゅうのデッキから撮影したのですが、今年は会場周辺の場所取りには参加せず、有料観覧席で撮影してみようと思ったのですが・・・。 A席の桟敷席(¥2000)はなんと完売!イス席(¥3000)だけ購入できるといいます。
A席は打ち上げ会場から近く、港の水面も絵に入れやすいので、水面に映りこむ水上花火も入れて撮影する・・・なんてことができそうだなと思っていたのですが・・・今回は仕方がない。イス席から撮影してみました。(イス席は有料観覧席で一番奥になります。)
ま、ともかくやってみることです。やってみないとわからないこともありますよね。

19:05 オープニング花火の打ち上げ!

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有料観覧席で撮影する場合は、他の観覧者の方の邪魔にならないように、一番前の席か、一番後ろの席が良いと思います。真ん中あたりで撮っていたのですが、気がついて後ろに移動しました。


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この日は風がありました。右から左に(アクアマリンふくしまから、いわきららミュウへ向かって)風が流れていました。ららミュウで見られた方は、少し煙が邪魔したんじゃないかな。
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少し引き気味で撮影。風に流れていますね。いわきららミュウを入れて撮影。
ところで、今年から「いわき花火大会」という正式名称になったのですが、この花火大会は地元に根付いた花火大会でして、個人がメッセージを花火に添えて打ち上げをしてもらう市民花火、花火師による創作競技花火で構成されています。いずれも多くの地元企業の協賛で打ち上げが行われています。
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ここから少し大きくトリミングしてみます。
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これは「八重芯」といいます。この花火は作成にたくさんの労力を要します。日本の花火の最高傑作といわれている花火です。
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小名浜で行われる「いわき花火大会」は、スターマインで華やかさを演出しておいたところへ和火がドーンと打ちあがる特徴です。なので、ぼーっと撮影してると、あっという間に露出オーバーになります。
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型ものは狙ってないと、たぶん上手に撮れません。いくつか打ちあがるうちの何番目かを狙って撮るといいのかな。そういう意味では次の写真も失敗しています。もう少し露光時間を短く、そして絞りはもう少し空けるべきでしょう。 
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和火は良いですね。炸裂する花芯から放射状に広がる光の軌跡が好きです。
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20100807_onahama-23.jpg  勢いよく打ちあがる「黄金やし」「トラの尾」。どちらも地上から吹き上がるタイプの花火です。音楽を多用した花火ショーによく使われる。好きな花火です。
いわきの四季
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いわきの
をテーマにした花火です。その中から一幕を撮影しみました。毎年、打ち上げられていますが、この花火を見るのがひとつの楽しみになってます。
20:30 グランドフィナーレ 明日へ・・・!! Love From Iwaki

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さすがに、グランドフィナーレともなれば・・・みんな座っては見てられないようで、総立ちで見ています。前にいる方の頭が写ってしまいました(笑 少し移動して撮影続行です。
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赤い花火は牡丹という種類です。この花火も意外に明るいので、露出オーバーになりやすいです。
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「菊先」です。引先菊とも呼ばれ、ドカンと爆発すると金色の火の粉を引きながら燃えていき、その先で紅や青などに変化します。「菊先紅」とか「菊先青」という名前になります。
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コレも好きだな「千輪」といって、上空でドカンといった後に、たくさんの小さな花が開く花火です。下のトラの尾が華を添えています。
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グランド・フィナーレでは水中花火も使われました。
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巨大な「黄金やし」です。きれいだなー。
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コレも巨大なスターマインです。
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「錦冠」です。この錦冠は花が開いてからすぐに消えないで、花弁が垂れ下がる様な息の長い金色の花火です。これはいつも上手に撮れない。もっと絞って、露光時間を長くすべきでしょうね。
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エンディングに向かって、盛り上がりは最高潮に・・・。

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ラストワンカット!夜空が明るく輝きます!!
一瞬のその輝きを追い求める花火師。
一瞬のその輝きに感動する観衆。
古の時代より伝えられてきた歴史と伝統に
現代の手法を用いて 今、感動の舞台がここにあります。
まさに港はそのとき、劇場でした!

20:35 Iwaki Music Festa 第4部 JaJa
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同日、Iwaki Music Festaが行われており、the Elements、本田みどり&メタルバンドいわき、き乃はち(敬称略)などによる演奏が行われました。花火大会終了後の第4部、JaJaの登場となりました。
簡単にご紹介しますと・・・2006年2月にホリプロよりメジャーデビューし、発売したアルバムは4枚。「jaja」「アイラブユー」「ブルースカイブルー」「ライブ・ザ・ベスト」
jajaの心に染み入るメロディーは日本を始めアジア各国に波及し、7カ 国でデビューされました。また、国内外の音楽イベントにも多数参加しており、海外では「チャラ島国際ジャズフェスティバル」「EBS SPACE」「釜山国際映画祭公式ライブイベント」、マレーシアの「ペナンアイランドジャズフェスティバル」「タイ、バンコク・ジャズフェス」などに参加。
国内では「めいほう高原音楽祭」「札幌シティージャズ、ホワイトドーム」「釧路霧フェスタ」「上田野外ライブUEDA JOINT」などです。
また、「冬のソナタ」チェリン役の韓国女優パク・ソルミが、2ndアルバムタイトル曲のピアノ演奏やPVに参加するなど話題を呼びました。
JaJaの魅力はなんといっても、歌うようなサックスです。
それではスナップを撮りましたんで、ご覧ください。の演奏でした。

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まさに魂の演奏。ソウルが震えるサックスです。小名浜に押しかけた人々が一体化した暑い夜でした。 

21:30 表彰式
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今回、打ち上げしてくれた花火師の方々は、株式会社 丸玉屋、有限会社川崎火工服部煙火店、有限会社、糸井火工、、有限会社 赤城煙火店、有限会社 菅野煙火店、筑北火工堀米煙火店(以上、敬称略、打ち上げ順)の皆さんでした。
以上で、記事は終了です。
しかし、花火を撮影する機会があまりなく、練習不足ということもありましたけども、花火はやっぱり難しい。
今回の反省というか、覚書として、書いておきます。今回は自転車で移動したので、できるだけ軽い撮影機材を選んだということもあるけど、撮影は怠けてはいけません「。最低限の道具は用意しないとダメでした。今回特に思ったのは、花火の撮影に三脚はとても重要だということ。あんまり軽すぎる三脚だと打ち上げの振動、風が吹いてもぶれてしまいます。縮小しているので、少しごまかせていますが、ちょっと等倍では印刷できないかな。 重くても普段使ってる三脚にすべきだった。なお、撮影機材はCanon EOS 5D Mark2 + EF24-105mm F4L に三脚とレリーズでした。
失敗は今後の撮影に活かしますね。
あと、ISO感度は100か200で、F値はスターマインはF22~、和火はF16~あたりから調節していって、絞り値を決定するといいようです。


1 Comment

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    初めまして。いつも楽しく拝見しています。
    私もはじめて花火の写真を撮影しましたが「いや~実に難しい・・・」
    でもとくさんの写真は上手く表現されていますね。
    花火を撮る機会は年に1度位なので、来年覚えてた事が忘れそうです(笑)

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