今こそ支え合って生きるとき。

今日は福島県いわき市平沼ノ内に住むMさんからのメール。
20110323083547-2.jpg
 20110323083547-1.jpg 
写真は原小屋の給油所で、給油の順番待ちの列を作る自動車。ず~~っと続いているとのこと。(※)
Mさんは被災した自分自身、また友人のことを思い、以下のようなメッセージをくれた。
自分の住む沼ノ内も津波の被害に襲われた。しかし、友人の住む、より海に近い薄磯地区はもっとひどいものだった。言葉もない。7mを超す津波に襲われ、ほとんどの家が流された。見渡す限りの瓦礫の山だった。震災から10日以上たった今も、瓦礫の撤去や整理は手つかずの状態だった。そこはライフラインの電気や水道の復旧工事ですら精一杯で、生活を立て直す活動にはまだまだ時間がかかりそうだ。
やはりとても他人事ではないと感じた。自分も大変だけれども、もっと大変な人は山ほどいる。市でもボランティアを募っていると聞いた。できることから手伝っていきたい。
こういうときこそ、支え合っていかなければならないのだと思う。

このメールを読んで、まさにその通りだと思いました。
大切なものを失い、心に傷を負った方が再び立ち上がるには、時間が必要だ。そんなときには、まだ動ける人の支えが必要になる。もちろん歩調を合わせて行かなければならないが、可能な限りで困難を取り除く手伝いをしよう。
相手を想う行動が大切なのだ。このことを肝に銘じておきたい。

(※)いわきにもガソリンが少しづつだが、流通するようになってきたようだ。

東北地方のガソリンや燃料の供給不足は、東日本大震災の津波による影響が大きいと言わざるを得ない。
石油連盟などによると、東北では地震と津波で塩釜市など東北の港にあるオイルタンクが破損。製油所では仙台港にある施設が炎上し、東北向けに対応する関東地方の施設も出荷できない状態になった。タンクローリーも津波で押し流され、運転手が亡くなるなどした。海からの輸送ができないなど物流ルートも不十分で、被災の激しい地域以外にも運びにくくなったようだ。
こうした事情を受け、元売り各社は、東北以外の他地域から日本海側経由のルートで、東北への供給を増やすことにしたという。従業員が被災するなどして開店できないスタンドもある。通常営業に戻る見通しがたたないところもあるだろう。
サポートが必要な場所はいくつもある。
まさに日本の総力が試されている。

いわき市のホームページやFMいわきでは、正確な情報を提供しています。
ぜひ参考にしてください。(放射線量についてもいわき市ホームページに正確な数値が記載されています。)