あの時のあふれるような力を再び地域に呼び起こしたい・・・復興のシンボル=フラガールの願い☆

5月8日(日)、小学校の避難所で、フラダンスによるフィオ・アフラニ舟木フラ教室、永山久夫とアロハローガンズの皆さんによる避難者支援のコンサートがありました。

20110504_kusanohura-38.jpg 
いわきといえば、映画フラガールの舞台として描かれた常磐ハワイアンセンター(現スパリゾート・ハワイアンズ)です。いわきのフラガールはAKB48と比べてもあこがれの存在。(少なくとも僕の中ではそう。)
多くの市民がフラダンスを楽しんでいます。今日はその数あるスタジオからフィオ・アフラニ舟木フラ教室の皆さんが、僕たちを元気づけに来てくれました。 
避難所に自主避難しなくてはいけない状態になって、本当に気分が落ち込んでいました。カメラはいつも携行していましたが、何かを撮影したいという衝動が起こらない日々でした。
この日も、撮影はいい・・・鑑賞だけしようと思っていたのです。
けれど、本番の前のフィオ・アフラニ舟木フラ教室の皆さんの真剣でもあり、楽しんでいる練習風景を見ていたら・・・やる気スイッチが入ったのかな。何かのようなものを感じました。
・・・撮影したいと思いました。
撮影枚数が多いと思いますが、ぜひ最後までご覧ください。



20110504_kusanohura-4.jpg
 
20110504_kusanohura-5.jpg 
20110504_kusanohura-6.jpg 
20110504_kusanohura-7.jpg 
20110504_kusanohura-21.jpg 
20110504_kusanohura-22.jpg 
20110504_kusanohura-23.jpg 
20110504_kusanohura-24.jpg 
20110504_kusanohura-25.jpg 
20110504_kusanohura-26.jpg   
20110504_kusanohura-28.jpg 
20110504_kusanohura-29.jpg 
20110504_kusanohura-30.jpg 
20110504_kusanohura-31.jpg 
20110504_kusanohura-33.jpg 
20110504_kusanohura-34.jpg 
20110504_kusanohura-35.jpg 
20110504_kusanohura-43.jpg  
20110504_kusanohura-41.jpg 
20110504_kusanohura-42.jpg 
20110504_kusanohura-46.jpg  
教室長の舟木君子さんは、フラガールの生みの親・カレイナニ早川さんの指導を受け、常磐ハワイアンセンターの黎明期を支えたフラガール。昭和40年代から50年代の8年間にわたってリーダーを務め、58年に引退するまで歴代最長の18年間、舞台に立ち続けました。
20110504_kusanohura-47.jpg 
20110504_kusanohura-49.jpg 
20110504_kusanohura-50.jpg 
20110504_kusanohura-51.jpg 
その踊りはひと際輝いていた。舟木さんがいわき市内で月2回開く教室には現在、小・中・高校生から主婦、お年寄りまで70人余りが通っています。震災後に中断していた練習を先月1日に再開し、教室生と避難所回りも始めました。
「津波で家族を亡くしたり、家を失ったりした人たちが、たとえわずかな時間でも元気になってほしい」と願いを込めていました。
20110504_kusanohura-52.jpg 
20110504_kusanohura-53.jpg 
20110504_kusanohura-54.jpg 
20110504_kusanohura-55.jpg 
20110504_kusanohura-56.jpg 
20110504_kusanohura-57.jpg 
20110504_kusanohura-58.jpg 
20110504_kusanohura-59.jpg 
20110504_kusanohura-60.jpg 
20110504_kusanohura-62.jpg 
20110504_kusanohura-63.jpg  
20110504_kusanohura-64.jpg 
20110504_kusanohura-68.jpg 
20110504_kusanohura-67.jpg
20110504_kusanohura-73.jpg 
20110504_kusanohura-74.jpg 
20110504_kusanohura-75.jpg 
20110504_kusanohura-76.jpg 
20110504_kusanohura-80.jpg 
20110504_kusanohura-81.jpg  
20110504_kusanohura-82.jpg 
20110504_kusanohura-83.jpg 
20110504_kusanohura-86.jpg 
20110504_kusanohura-89.jpg 
20110504_kusanohura-91.jpg 
20110504_kusanohura-94.jpg 
20110504_kusanohura-95.jpg 
20110504_kusanohura-98.jpg 
20110504_kusanohura-100.jpg 
20110504_kusanohura-102.jpg 
20110504_kusanohura-103.jpg 
20110504_kusanohura-105.jpg 
20110504_kusanohura-106.jpg  
20110504_kusanohura-107.jpg 
舟木君子さん、ありがとう。フラガールは復興のシンボル。本当に励まされた。
20110504_kusanohura-108.jpg 
永山久夫さん、ありがとう。 ハワイアンはいわき市民のソウルミュージックだと思いました。
最後に、とくさんからメッセージを送りたいと思います。
フラガールの皆さんの笑顔、体全身で語りかける踊りを見て、やる気スイッチが入りました。本当にありがとう。
その昔、地域の基幹産業だった常磐炭鉱が次々と閉鎖される中、常磐ハワイアンセンターの誕生により、「常夏の街」としてこの地域はよみがえりました。それ以来、フラガールは復興のシンボルとして、地域とともに歩んできました。
そして、今、この地域は再び、地震・津波・原発被害の困難にさらされています。しかし、いわき市民は皆、被災した方も、平常の方も、ここで立ち上がろうと、それぞれの場所で、それぞれの方法で復興へ向けての準備をしています。がんばっています。
スパリゾート・ハワイアンズの現役ダンサーも、今月から創設以来46年ぶりの全国巡業をスタートさせました。
これらの活動が実を結び、『いわきはここから復興したんだぜ。どんなもんだい!』と胸を張れる日が来ることを切に願います。震災前よりも、もっとたくさんの笑顔があふれるいわきにしたいですよね。
長い道のりになるかもしれないけど・・・がんばっぺ、いわき!!福島!!東北!!!

4 Comments

  1. SECRET: 0
    PASS: 696d29e0940a4957748fe3fc9efd22a3
    はじめまして ぐぅ~です
    いつもこっそり見て読んでるだけなのですが・・・
    コメさせてください。
    写真の中のフラガール!とっても素敵です!
    なんか、、、私もパワー感じました!!!!

  2. SECRET: 0
    PASS: 696d29e0940a4957748fe3fc9efd22a3
    おお~~!!舟木さんは伝説のフラガールですからね♪すばらしいです!!

  3. SECRET: 0
    PASS: 538dc362cc5fc54a3d090d2f0b9bb6cd
    しゅうさん、コメントありがとうございます。
    舟木さんは一際、光が違いました。人が持つオーラってすごいですね。指先まで完全にコントロールされていて、全身で愛と希望を語っているようでした。
    フラはやはり愛の踊りですね。

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ぐぅ~さん、コメントありがとう。
    本当に自主避難をして数日間は、気持ちが相当落ち込みました。これはただならぬことになってしまったと思ったものでした。
    とてもじゃないけど、写真を撮る気持ちなんてなれない。
    でも、再び写真を撮る気持ちを呼び起こしてくれたのは、フラガールでした。
    このような状況でも、僕たちに良い踊りを見てもらうために、精一杯の練習をする。その姿に胸打たれ、やる気スイッチが入りました。
    舟木先生は、伝説のフラガールです。今は、こうして後進を指導し、避難所等で激励のステージを行っています。今、全国を巡業している絆プロジェクトのフラガールを強力に後押ししていらっしゃいます。
    本当に素晴らしい。人に勇気を与えるのも、やはり人なんだなぁと実感しました。

Comments are closed.