飯野八幡宮の流鏑馬、生姜祭りとも言われるいわきの祭りです。

9月11日(日)、今年も飯野八幡宮の流鏑馬神事が執り行われました。

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(馬上から生姜を放つ騎士。この生姜を手にできたものは1年間健康ですごせると言われています。)
飯野八幡宮の流鏑馬は、昭和58年3月25日に県指定重要無形民俗文化財に指定されました。
この祭事の由緒は古く、今からさかのぼること約640年、貞和2(1346)年、放生会において流鏑馬の神事が行われたとことに起源があります。神事は9月1日の祭始祭から始まり、円座的祭、潮垢離神事と続きます。
流鏑馬では空駆け、生姜撒き、扇子撒き、的矢の順で行われます。この祭礼は別名『生姜祭り』とも呼ばれており、縁起物の生姜や扇を馬上から放ちます。この生姜を手に入れることができると、1年間健康に過ごせるそうです。
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今年は例大祭の日程が変わり、9月10日(土)・11日(日)・15日(木)に行われました。 僕は11日(日)の流鏑馬を見ることができました。写真でも紹介しますので、ぜひご覧ください。



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流鏑馬で使う的を先頭に騎馬が馬場に入場してきました。
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馬はきれいで大きい。ちょうど目の高さが馬の腰の位置です。
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馬はとても優しい目ををしています。良く訓練された馬です。
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空駆けを一度終えて、再び馬場に戻ってきました。
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巫女さんにお神酒をいただいて、気合を入れる騎士の方。
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的をねらう騎馬。素晴らしい一射でした。
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演武を終えて、飯野八幡神社の境内に休む騎馬。子どもたちが馬と触れ合っていました。
子どもの健やかな成長を祈願する神事でもあるこの祭。来年もまた見たいと思います。