Chano～そっと寄り添う音楽～

先日、東日本国際大学の学園祭に出かけてきた…。お目当ての一つは、軽音楽部が毎年企画している教室ライブ。
そこで、Chanoさんがライブをやると聞いていた。

少しChanoさんについて紹介しておくと、福島県郡山市出身でいわき市在住のシンガーソングライターで、アコースティックギターやトイピアノを使って弾き語りをしています。

今回は教室ライブということで、普段のライブハウスとはちがった距離感で聞けるのではないかと楽しみにしていました。

これまで何度か彼女の歌を聞いてきました。透明感のある柔らかい歌声が耳に心地よく、落ち込んだり、立ち止まりたくなったときに、そっと寄り添ってくれるような感じがします。歌が優しいのです。

たぶん初めて聞いた方もいらっしゃったと思うけど、心穏やかに耳を傾けていたと思います。

どの曲もキラキラしていて好きなのですが、その中でも特に好きな曲『旅の途中』から一節を紹介します。

『お偉い人が素敵なわけじゃないだろう　歩幅やペースよりも　歩き方が　僕をつくるの』

詩は受け取る人によって意味が違っていいと思う。だから、僕の感じたままに解釈すると『立派な人はたくさんいるけれど、自分と比べて優劣をつける必要もないんだ。日々歩めるスピードは人それぞれに違う、しっかり自分なりで歩いていければ、いつしかたどり着けるところに出るんだよ。』と聞こえます。毎日、いろんなことがあるけれど、ぼちぼちやっていきますかって気持ちになります。