津波にも負けなかった久ノ浜の小さな神社・秋義神社。浜通りの誇りにしたい。

7月3日(日)、久ノ浜に足を延ばしてみました。この地区は津波被害に加え、火災による被害があり、深刻な被害がありました。しかし、その中にあっても、必死に耐え抜いた小さな神社がありました。
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東日本大震災は、大自然の脅威をまざまざと見せつけ、理不尽にも思える甚大な被害を僕たちに与えました。
この脅威に必死に耐えたこの小さな神社、これからも久ノ浜の町を見守ってくれることでしょう。

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僕は、この小さな神社は、浜通りの誇りの一つだと思います。
僕たちは立ちあがっていかなくてはなりません。前を向いて歩いていくんです。
この神社を誇りの一つとして歩みたいと思います。
今なお、震災の爪痕を残す久ノ浜の町・・・ 続き にはそれらの写真を掲載します。
これらの写真から、久ノ浜の痛みをくみ取っていただき、ご支援をご声援をお願いしたいと思います。



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火災によって失われてしまった建屋。庭には紫陽花の花が咲き始めた。
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瓦礫と化した町並みの中に点在する、炭と化した植木の数々。火災の悲惨な被害を物語ります。
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津波によって押しつぶされ、潮によって赤錆の塊と化してしまった自動車。10台以上の自動車が集められていました。
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一瞬で瓦礫と化してしまった。何もかもが流されてしまった。変わり果てた町。
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その中で、ひときわ目を引く小さな神社。まだ新しい木材の白さすら残しています。
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その小さな神社は、一段高い石垣の上にありました。
 
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参道の階段が僕を招いているようにも感じました。
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震災前の多くの住家に囲まれた中にあっては、この小さな神社は目立つこともなかったでしょう。
鳥居は津波で倒されてしまった。しかし、すべてが失われた中でも必死に耐え抜いたこの神社は、とても大きく見えました。
この小さな神社の名は・・・秋義神社。浜通りの誇りだと僕は思います。


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